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Keychron K3をゴリゴリカスタマイズした話

こんにちは、3月は完全にキーボードの虜になっていたセムです。
特に韓国に戻ってきてから使うようになったKeychron K3キーボードについてあれこれカスタマイズ(+散財)をしておりました。

このnoteではカスタマイズの変遷とたどり着いたカスタマイズについてまとめています。ついてこれる方のみどうぞ!www

現在のカスタマイズ状況

K3のオプティカル(光学)版を購入したので、スイッチとキーキャップの両方がいじれます。というわけで現在時点での最強の布陣はこちらです。その名も凸凹PBT+紅白変荷重オプティカルスイッチーーーー!

PBT XDAキーキャップを着せています 裏にはOリングつき

Fキーはあえて純正キャップ残しています(タイポ防止+メディアキー多用)

紅白オプティカル変荷重スイッチ Fキーは茶軸試験運用中

カスタマイズの際はこちらの記事をかなり参考にさせていただきました。ほどよくスコスコ、なでるようなうち心地です。そしてとっても静か。

カスタマイズの変遷

最初にいじったのはキーキャップ。変えられることに気づいてカスタマイズ熱が燃え上がりました。

キーキャップの沼にはまる

ちなみにKeychronのロープロファイルシリーズ(ここではオプティカル版があるK3, K7を指します)の場合、1.5uまでは他社製含む他のMXキーキャップと互換性がありますが、2u以上のキーはスタビライザーの仕様が合わないため、キーキャップの着せ替えができません。なぜかちょびーっとだけズレてるんです。ネットでいろいろググってみたところ、世界中のキークロンファンが解決できない問題のようでした(涙)

ちなみに今から出てくるマニアック用語の写真付き解説はこちら。

左からオリジナルロープロファイル(ABS)・K2用OEM(ABS)・XDA(PBT)
K3にK2のキーキャップを着せてみる

まずはオプティカル赤軸に、K2に着せていたABSキーキャップ(ノーマルプロファイル)を着せてみます。Oh いい感じ。K3はK2に比べるとバックライトが控えめなのですが、キーが高くなった分スコスコ感が少し感じられます。嬉しげにOリングもつけてみました。定期的に楽しみたくなる打ち心地。

スイッチ変更(ホットスワップ)に手を出してしまう

そしてここから、本格的に沼にハマります。そう、新しいスイッチを手に入れたのです。それが、オプティカル白軸。赤軸よりもさらに軽いリニアスイッチです。

凸凹キークロン爆誕!と喜んでいたのですが、その後少し飽きてくる+カバンの中で引っかかるということで、白軸にするついでに元々ついていたオリジナルのキャップに着せ替えてみます。

白軸に変えてみると、おおっ、軽い! なでるような軽さで打てます。

K3オリジナルのロープロファイルキーキャップ

ロープロファイルはそれはそれで、K3のために開発されたキーキャップなので相性はいい感じ。ちょうどこの頃タッチタイピング練習をやりまくっていたので、手首への負担も考えてロープロファイル用キーキャップ(純正)を使っていました。ま、多少のペチペチ感はご愛嬌。

その後は気分によって夜な夜なキーキャップを付け替えて遊ぶ日々…。

ただ、ABSキーキャップを使っていると気になってきちゃったんですよね、テカリが。探してみると、PBTってやつがいいらしいじゃないですか。

そこで探しはじめたのが、PBT素材でできたキーキャップ。

最初K2用のOEMキャップを購入して試したのですが、なぜかグラグラしてK3では使い物になりませんでした。(→K2に着せました) その後XDAというちょっと背の低い、すべてのキーが同じ高さのキーキャップであればK3に合うらしいということであれこれNAVERショッピングをあさります。そこで見つけたのが今のキーキャップ。

Keychron純正ではないですが、Mac用のキーキャップ。白いボディに一目惚れ+Keychronよりもちょっと安かったのでポチります。

つけてみると…

XDA PBTキャップをお召しのK3様

ほわわ、いい感じ!

グレーのキーが前述のスタビタイザーの件で変えられないものですが、1〜1.5uのキーはPBTに変更。音も少し変化しました。

PBTなので光を通さず、なのでただでさえ弱いK3のバックライト、PBTキャップの前では光がさっぱり出なくなってしまいました(K2はPBTつけても結構きれいに光るんです)。唯一の残念ポイントですが、ここはトレードオフですね。。。ピッカピッカしない(涙)

ABSキャップ+白軸だと誤入力もたまにあったのですが、PBTに変えるとその重みもあってか勝手に入力されることは減りました。

どうしても茶軸が気になって眠れない

タクタイルって何やねん…音はジェントルらしいけど、リニアじゃない軸ってどうなのーーーー? 夜も気になって眠れません。

静音は超大事なので青軸は最初っから眼中になかったのですが、茶軸はチラチラと入ってきちゃうんですよね…通常のメカニカル茶軸だといろいろレビューがあるのですが、オプティカル茶軸はほとんどない。。。ええい、だめならメルカリや!ということでポチってしまいました。結論としては、メルカリです(涙)

Keychronオプティカル茶軸

なぜメルカリかというと…
重い、そして音が気になるのが理由でした。

教えてみると、たしかに何か反動を感じる。なるほど、これがタクタイル感ってやつか…とふむふむしていたのですが、夕方には指が悲鳴を上げました…そりゃそうですね、ずっとリニア軸でしかも白軸にしてたくらい、軽さ重視でしたから。茶軸はちょっと重めなのです。

PBTキャップに変えて多少重くなっているところに重い茶軸だと、そりゃ重いわなーと。

プラス、リニアだと底打ちしなければかなり静かですが、茶軸の場合は底打ちしなくてもスイッチ内からこすれる音がするので、どうしてもリニア軸よりは音が出ます。家族もいるので、打つたびに発生する音は最小限にしたいところ。そういった意味でも茶軸はわたしには合いませんでした。

あっ、そういえば純正のロープロファイルキャップに戻してみると、茶軸も少し軽くなります。

指の力が弱めの人のためのキャップとスイッチ組み合わせ表

誰得かは不明ですが、備忘録…。ちなみにわたしはかつて指の力が弱すぎてピアノが弾けず、エレクトーンを選択したというくらい指のキーを押す力がありません。フェザータッチを目指す方は参考にしてみてください。

オプティカル白軸+PBT XDA→ちょうどいい
オプティカル白軸+ABSロープロファイル→軽すぎる
オプティカル茶軸+ABSロープロファイル→ちょっと重いけど許容範囲
オプティカル赤軸+PBT XDA/ABSロープロファイル ちょうどいいけど小指ゾーンはしんどい

というわけで今回はセムのキーボード超マニアックな話をお届けしました。

キーボードは一日を共にする仕事道具なので、こだわりまくったら止まらなくなってしまいました。ようやく落ち着いてきたのでしばらくは現在の布陣で行こうと思います。(また東京帰ってK2さわると心変わりするんだろうなー) ではではまた!

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