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年次レビューをスムーズに進める3つのコツ

こんにちは、アウトライナーをこよなく愛するセム(@ssem1622)です。

年末ですね、年の瀬ですね。

週次レビュー4本をまとめたものが月次レビューに、月次レビューを3本まとめたものがQ(四半期)次レビューになりました。そして今、Q1〜Q4までの四半期レビュー4本が手元の業務日誌にそろったところです。

さぁ、ここから年次レビューが始まります。
毎週、毎月、毎Q末と同じように年末も同じ要領で1年の出来事をまとめます。ここでもいかに一行にまとめるか、階層を減らしていくかをひたすら考えながら進めていきます。

年次レビューにとりかかる前に、誰にも邪魔されない場所と時間を用意しましょう。この時間は一年間を振り返る楽しい時間でもあります。なのでお酒やちょっとしたおやつなど、好きなものを楽しみながらやると一層気分が盛り上がることでしょう。

そしてもうひとつ、なぜ年次レビューを行うのかというゴールの確認をしておきます。ゴールは3つあります。
・職務経歴書(&LinkedIn)の更新→転職準備
・年俸交渉の材料(査定・評価)→社内向け
・翌年の計画のベース→レビューなくしてプランなし

ここからはメインである、年次レビューをスムーズにすすめていくためのちょっとしたコツをご紹介していきますね。

1. すべて同じパターン(枠)でまとめる

年次レビューをスムーズに進めるためには、週次レビューからQ次レビューまで、すべて同じ枠でまとめておくのがポイントです。あまり分類を増やすと面倒なので、おすすめは3分類です。仕事を大きく2つに分けて、分類できないものはその他へ。仕事1・仕事2・その他という分け方です。このように大枠をそろえてやることで、「あれ、これはどこだっけ?」という迷いを減らせ、スムーズな分類が実現できます。

2. とにかく字数が少ない、小さなリストを作る

たいていの人は他人にはあまり興味がありません。履歴書やレビューについて、面接官やあなたの上司は細かいところまで見ていないものです。それよりも、小さな負荷であなたのことをざっくり理解したいと考えています。なので、わたしも細かいところは潔く消しています。小さなリストで大きな成長と成果を見せることが、評価アップにもつながることを経験的に知っているからです。

また字数少ないほうが、自分があとから読み返すときにもラクですよ。

3. 新→古の順番に整理し、まとめる(Q4からQ1へ)

整理する順番ですが、時間を巻き戻していくイメージでQ4からQ1の順にまとめていきます。というのも新しいところに最後の成果がたまっているので、その途中過程はズバッと切ることができるので、リストのスリム化につなげられるからです。

ふぅ…ここまでの作業、今年は3時間x2日かかりました。手元には1年間の成果(完了したタスク)と、翌年持ち越しのTodoが分かれて入っている状態です。

仕上げに1年間の成果リストをずらっと眺めつつ、フリーライティングをして年次レビューは完了です。その後、前者は職務経歴(&LinkedIn)/業績の更新へ、そして後者は翌年のプランニングに使います。なお、成果リストはレビューが終わった瞬間ストック型の情報に変わります。ですのでエクスポートしてScrapboxに移動させてしまいましょう。

成果リストで、1年間の成長をかみしめる

週が集まり月となり、月が集まってQとなり、Qが集まって年となる。年次レビューにより、1年分の成果リストが完成しました。

この1年、時にはまったく前に進んでいる実感が得られない時期もありました。ですが、年次レビューで1年間を振り返ってみることで、確実に前に進んでいたことが分かり、また頑張ろう、次はもっと上を目指そうという気持ちが湧き上がってきています。

あなたもぜひ年次レビューで成長をじっくり味わい、自己肯定感にひたりましょう。一度はじめたらその気持ちよさに、やみつきになりますよ。

さぁ、わたしはこれからTodoのレビューが残っているので、またDynalistに戻りますね。それでは良いお年を!

最後に余談: セムの仕事レビュー2020

今年、わたしは新しいプロダクトを扱うことになったので、年間を通じてずっとそのプロダクトに関する成果が残る形となりました。スクラッチから始めてサービスローンチまでの一通りの流れを経験。また、社内のwikiマスターとして社内に転がる情報を拾ってはConfluenceにまとめる作業を行い、50件のページ作成を行いました。

読んでくれてありが豆m(_ _)m よりよいコンテンツ作りを目指していきます。