粒度をそろえる、から壮大なアウトライナーの話へ
こんにちは、アウトライナーをこよなく愛するセム(@ssem1622)です。
うちあわせcast72回を聞いています。嗚呼、今回も前回に引き続き神回です。
なななななんと番組の冒頭で前回のnote記事を取り上げていただき、倉下さんに名前を呼ばれてちょっマジであわわわわわっ(語彙が消えた)と喜んでおります。
取り上げていただいた記事はコチラ
今回(72回)はアウトライナーの中で粒度をそろえていくという大きなテーマ。
テーマが大きなだけに、文書の構造作りからタスク管理まで、壮大なスケールの1時間でした。
まだ、1回聞いただけではすべてを消化しきれてないので、来週もう一回聞こうと思ってます。いやぁ、よかったです。
粒度をそろえたくなる問題
最初にあれこれ粒度を揃えようとしてしまうのは、【きちんと】したものを作りたいと思うからという自分の規範性から生まれるというくだり、
わたしの場合は完成品をイメージしたい、いわゆるプロトタイプを早く手に入れたい思いが強いのかなと思いました。そして案の定、Tak.さんがおっしゃる通りの、上にペラッペラの構造、その下にやたらでかいその他があるという…(以下ry)
Scrapboxの新しい気づき
Scrapboxは現状アウトライナーで変わるプロセスを終えたストック情報の倉庫として使っているのですが、階層を上がるための目次ページを作らなくていいというのは今回の放送を通じてはじめて知りました。(ついついアウトライナーみたいに上の階層ページを作りたくなってしまう)
それを作らなくていいのか!というのは大きな発見です。もう目次的ページ作るのやめます。(とても楽になったけど、まだ目次なしで使いこなす感覚がつかめていないので、これは追々…)
構造は変えられる、変えていい
アウトライナーだけでなく、他人の構造を借りて思考を効率化したり、立ち上げのスピードを早めることは日常的に行われています。
ですが、最初に出会った構造から抜け出すのには相当なパワーを要するといった話がありました。
アウトライナーで作った構造に可変性を許すこと、そして途中の変わりうるプロセス(=フロー情報)をメインに扱うという観点はとても重要です。
アウトライナーを使っていく中でふわっとは感じていましたが、今回お二人が言語化してくださったことで、ようやく腹落ちした感じです。
そういった意味で、今の自分のタスク管理システムはめちゃめちゃ自分には合っているけれども、逆に言うと自分の基準にカスタマイズされすぎてて、Udemy講座として、あるいは他のコンテンツとして、これがタスク管理の構造です!と言い切ってしまってよいものだろうか…という迷いはあります。
誰かの参考になる構造を示したいという思いと、その構造に縛らせてしまうのではないかという思いが行ったり来たりしているのが本音です。
ただ、タスク管理に関するコンテンツの多くが
「自分に合わないと思ったらどんどん変えていいんですよ」
というメッセージを発していません。
自分のコンテンツの中でこれを示すだけでも大きな価値があるのでは、と思う自分もいます。
自分だけの構造を作るための土台となる、ぬか床分譲をやるかどうか、まだまだセム氏、悩んでおります。
きっとこのへんがクリアになったら、シェイクの終わりが見えるのでしょうね。
読んでくれてありが豆m(_ _)m よりよいコンテンツ作りを目指していきます。