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(発根画像有り)吹雪柱の仔吹きを本体から切断して発根管理してみた

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Cleistocactus strausii 吹雪柱 7/18

とにかく長く伸びる吹雪柱なんですが白いモフモフと存在感が気に入って一年前くらいに迎え入れたものです。マダガスカル系塊根植物はパキポを代表としては低いものが多いので背の高いものがあると窓際が華やかになって楽しいです。

上の凹んでるところがおそらく迎え入れた時期でそこから7センチくらい伸びたと思うのですがこの植物はストレスを受けると成長点で何かしらの反応があるのかなと思っています。ちなみに今はもう70センチ近いです。

さっそくですが見た感じ窮屈になってきてちっちゃい鉢なのにここのスペースに生えるのってくらい子株が生えてきました。この際なので株分けして植えてみようと思います。ちなみに今は7月なのでいじるには適してないように思います。春(4~6月)がいいのではと思うのですがあまりにも成長スピードが速いので本体の水分養分要求スピードも早くなってきて鉢も陶器に変えたかったのでしょうがなくこのタイミングなのです。

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最初はカビが生えてしまったかと思うくらいモフモフしていて「しまった!」と思ったんです。さわってみるとあれ?本体の頭頂部と同じ触感じゃん。ってことは小吹き?塊根植物本格スタートして一年くらいだったので柱サボテンはこうやって増えるんだなと思いました。そろそろ中を見ていきましょう。


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もの凄い根が張っています。気持ちの良い「根鉢」ですね。ほんとこのまま置いて育てても育ちそうなくらいでした。そこからどんどん土を洗い流していきます。

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一時間くらい洗いましたね。初心者なのでおそるおそる。室内なので水分が嫌でダイソーの「珪藻土マット」500円ですがよく使います。鉢の下にもしいていて少しくらいのしたたりなら全然問題ないです。ダイソーのはsoilくらいの吸収力はあります。

ちょっとここで予想外だったのが、それぞれが根を張っているのかと思って根を洗いながら取り分けていこうかなーくらいに思っていたら全部本体から出ているものだったので洗い終わってネットで検索に入りました。


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ほぼ欲しい情報に辿り着けず、これはもう切るしかないなと消毒したカッターナイフで4つ切り離しました。切り心地はやわらかくて簡単でした。消毒でトップジンを塗り一日乾かします。

乾いたら本体は新しい鉢に植えて、小吹きはルートンを塗って小さい鉢で発根管理に入りました。塊根奴隷のみなさまは「発根管理」は一年中頭から離れないのではないでしょうか。パキポなどはかなり情報があるので良いとして吹雪柱はなかったので書いてみました。

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このような状態で発根管理中です。あまり季節もよくないですがこれで様子を見ていきます。

土が乾いたらメネデール水を少々。室内環境はクーラーも効いているので28°くらい湿度55%前後。柱サボテンは強そうなので特に神経質にならず観察します。

あと少しfusion360でモデリングしてみました。
毛や根っこはdynamoやglasshopperで表現するとよりリアルになると思います。

2020-08-08 12_16_55-Autodesk Fusion 360(教育機関ライセンス)

2020-08-08 12_17_46-Autodesk Fusion 360(教育機関ライセンス)

2020-08-08 12_18_16-Autodesk Fusion 360(教育機関ライセンス)

2020-08-08 15_34_32-Autodesk Fusion 360(教育機関ライセンス)

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その後発根成功して順調にそだっております。
たまにメネデール100倍液を株下からシリンジにてあげております。

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