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人生

同期がプロポーズしたらしい。

もちろん一番に思ったのは、
おめでとうよかった~!

でも、そのあとひとり帰り道でいろいろ考えるのはあるあるだと思う。

うらやましいとか、そんな単純な感情ではない。
むしろそうであればよかったとまで思う。

出身とか生きてきた道は違えど、
同い年で同学年で同じように卒業し、
同じタイミングで入社した人間が、
この人と生涯を共にしたいと決断した。
という事実。

年齢というのは、ある意味で人生でなにより大きなバッチだと思う。

いま読んでいる本の一節。
明日死なないことをゴールとしている。

いつも死にたいと思っている私には、
生涯を共にしたい、明日を一緒に生きたいと思える日は来ないだろうと思っている。
そんな事実を突きつけられる夜。

いまが冬でなければ、朝までいつまでも歩けた気がする。
そうしていたかったけれど、眠いのもまた事実なので無駄な思考を強制シャットダウンできるから冬でよかったのかもしれない。

一周回って結婚したいと思うこのごろだ。
一周回って、ね。

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