見出し画像

婦人之友の友の会

子育ての際に友の会に入りました。祖母、母も入っていて(それくらい歴史があります)、私は友の会方式に則って育てられました。私は11歳のときに母を亡くしましたので、子育てに不安があり、母が手本にしていた友の会に入って頼ってみよう、と思ったのです。創設者羽仁もと子は自由学園の創設者でもあり、「家事的自立」が信条。小学校1年生のときから、カレーやハンバーグなど、作らされてました。この自立がまるで計算されていたかのように、早々に役に立つとは小さいとき母も私もは思わなかったでしょう。

さて、友の会は家事全般の勉強ができる会ですが、学ぶのはそれだけではありません。キリスト教徒であった創設者羽仁もと子の家庭は質素に、社会は豊かに。お菓子作り、味噌作り、子供服つくり、エプロン作り、お弁当作り、栄養、家計簿、洗濯、掃除、ゴミ問題、いろいろ勉強しました。それだけでなく、イベントの企画運営まで任されて、普通のアルバイトならできない経験をしました。

この経験が、パタゴニアのストアイベント、プロジェクトの運営、ガイドの仕事などに役に立たなかったわけがありません。その時は面倒だな、と思っても何が役にたつかわかりません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?