将棋のNHK杯の「考慮時間」の意味がやっと分かった

持ち時間は10分

10分を使い切ると1手30秒以内
ただし、10回まで「考慮時間」を使用できる

30秒を超えると(宣言はなくても)考慮時間を使用したとみなされ、プラス1分考えることができる

この「プラス1分」を「10回使える」というルール。

10回使いきったあとは、必ず30秒以内に指さないと負けになる

だから、
最初の頃の秒読みは
「20秒、25秒、28秒、」
で、
「●●九段、●回目の考慮時間に入りました。残り●分です」
のあとに、
「10秒、20秒、…50秒、55秒、58秒」
っていう秒読みがなされるわけだ。

そして、10回の考慮時間を使いきったらいよいよ30秒以内に絶対に指さないといけないから、
「20秒、1、2、3、…」っていう1秒ごとの秒読みに変わるわけだ。

なんで「20秒、25秒、28秒、」と「50秒、55秒、58秒、」と「20秒、1、2、3…」の3種類の秒読みがあるんだ???と思ってたけど、
今日やっと違いが分かった。

(考慮時間については、「残り●分です」じゃなくて「残り●回です」の方が正確だと思うけどな…
「残り●分です」だと、シンプルに残り時間だと勘違いされちゃうと思うし、実際に今日まで俺は勘違いしていた)

で、
プラスされた1分の間に指すこともできるし、連続して考慮時間(さらにプラス1分)を使うこともできる

なんにせよ考慮時間を使ったら、59秒ギリギリまで使わないと損だよね。端数は帰ってこないから。

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