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プロセカプレイヤーが、今更Xperia 5 iiを語る【前編】

どうも、えすさんです。
今回は、Xperia 5 iiを購入して半年が経過したので、それを「プロセカをプレイする」ことに特化してレビューしていこうかと思います。
(筆者はあくまでもド素人です。正確なレビューは他の方のものを参照してください。)

スペック

この筐体のスペックは、こんな感じ。

サイズ...6.8×15.8×8.0cm
重量...163g
バッテリ...4000mAh
CPU...Qualcomm Snapdraon 865
メモリ(RAM/ROM)...8GB/256GB(筆者の端末は128GB)
ディスプレイ...120hz対応有機EL
端子...Type-C

https://www.sony.jp/xperia/xperia/xperia5m2/spec_sony.html

2021年に発売されたハイエンドスマホなだけあって、スペックはかなり高いです。素晴らしい。
何より、普段からお世話になっているメーカー(SONY製一眼カメラを使っています。)さんの製品なだけあって、やはり安心感があります。

価格

新品...約8万円(2024年3月時点)
中古品...2~3万円(2024年3月時点)
私が購入したのは中古品で、2万3千円程度でした。セール時には、1万円台で売られている時もあるとのこと。

良い点

ハード、機能面

この筐体では、Game enhancerという機能が搭載されており、端末の状態を細かく指定した上でゲームをプレイすることが可能です。特に
・HSパワーコントロール(→バッテリ充電を行わず、システムへの給電のみを行う機能)
・マルチタスク機能(欠点あり。デメリット参照)
・コンペティションモード(iOS系のアクセスガイドに当たる機能)
は、プロセカをプレイする上で大いに役立ちます。

HSパワーコントロールの選択画面。バッテリを充電しながらプレイする場合は、オフにする必要がある。
マルチタスク機能の様子。ツイ募やDiscordのVCに参加する際も、この1端末で事足りる。
コンペティションセットでは、時間の確認やホームに戻ることを制限することができる。

さらに、2021年発売の筐体では珍しくイヤホンジャックが搭載されています。有線のイヤホンがそのまま使うことができて、非常に便利です。イヤホンジャックがないスマホは使いづらい…

有線イヤホン勢には嬉しすぎる


音ゲー面

「動作の安定性」と「画面の見やすさ」が求められる音ゲー。この筐体は、そのどちらの面も強いのです。
まずは動作の安定性。8GBと余裕あるRAMと、ハイエンドSOCであるスナドラ865により、ラグで固まることなく快適に遊ぶことが可能です。
さらに、120Hz駆動の画面により譜面が認識も楽々。メインで使っている10世代無印iPadよりも見やすい。
百聞は一見に如かずということで、早速プレイリザルトを見てみましょう。

今回はこの編成で検証。判定強化、回復カードなし。
小粒がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
単純にむずい。みのりちゃん可愛い。
久しぶりにFC出ました…簡単なはずなのに沼ってしまう…
突発で出たリザルト。細いロングノーツは、全押しすることで無理矢理対応。
リズムがわからない!!!(絶望)
単純な地力譜面。リザルトがひどいですが、これは筆者の実力の問題。

筆者の腕前の問題により、31以上のFCは断念。地力が落ちているから仕方がない()
まさに「快適」、その一言につきます。途中でラグ落ちすることもなく、FC(AP)することが可能です。
ただ、筐体の画面サイズ的な問題で、小粒ノーツを非常に取りづらいと感じました。タブレットなどの大きな画面に慣れていると、この点に関しては非常にストレスに感じる可能性があります。(APPEND上位譜面は厳しいかも...?)
また、親指でも一応プレイしてみましたが...

精度自体は比較的いいけど……

このプレイ方法は絶対におすすめしません。停止ボタンの位置が非常に悪く、プレイをしている際に押してしまうことが多々あります。慣れの問題もありますが、正直言って押す頻度が多すぎます。快適とは言い難いですね...

結論
置きプレイであれば快適。FC(AP)も狙える!


3DMV

プロセカの目玉機能でもある「3DMV」。比較的重めの処理を要求されますが、この子はしっかりこなしてくれます。

MV品質、FPSは最高設定にしていますが、動作はサクサク。120Hzの画面で、MVもぬっるぬるです(Youtube側で60FPSまでしか対応していないのはユルサナイ)。最高です。綺麗な画面でMVを見て見たいけど、高い端末を買うのはちょっと厳しい...という人の需要にマッチするのではないでしょうか。

結論
快適!推しを愛でよう!!!


検証「長時間耐久」

イベランやFC,AP埋めをする際に、長時間プロセカをプレイする場合もあります。
この筐体では、そんな過酷な運用に耐えることができるのか?筆者が実際に試してみました。

ー実験ー
・チアフルライブをプレイ
・実験時間は7時間
・充電器を刺し、Game enhancerにて「HSパワーコントロール」を有効にした状態でプレイ
・スマホカバーはなし

ー結果ー
0〜1時間:特に問題なし。少し発熱が…?
1〜2時間:微小なラグが発生。端末が少し熱い
2〜3時間:ラグなし。異常発熱で強制シャットダウン
(ここで一度再起動を挟む)
3〜4時間:特に問題なし
4〜5時間:少し熱い。気にならないレベル
5〜6時間:発熱改善。快適。
6〜7時間:特に問題なし。

結果を見ると、少なくとも3〜4時間以内であれば快適にプレイすることが可能だと分かりました。
(4時間以上のプレイでは、発熱やラグの可能性を考えると、途中で再起動を挟んだほうがいいかも…?)

デメリット

検証や普段のプレイを通して、気になったデメリットが3つあります。

発熱

あくまでも体感での話ですが、MVや音ゲーを長時間プレイすると、2〜3時間目をピークに端末が熱くなります(カイロくらいの熱さ)。ただ、検証結果から考えると、3時間〜は発熱が改善される可能性もあり、追加で検証が必要そうです。
5月にあるモモジャンWLにて、この端末を使って異ベランをしてみますので、その時のランナーレポートと一緒に結果をまとめてみます(遅筆かつ受験生なので、もしかしたらまとめられないかも)

(重要)Androidのバージョンアップ対応

SONY公式の発表によると、この機種のAndroidのバージョンサポートはAndroid12まで。現行OSがAndroid14であることを考えると、今後長い間使うことは厳しいことが予想されます。

Game enhancerまたはスクショ機能を使うと通信が切断される

マルチライブをプレイしている最中、特定のタイミングでGame enhancerまたはスクショ機能を使うと、通信が切断される不具合(?)が発生します

ローディング中。このタイミングでこれらの機能を使うと、問答無用で通信が切断される。

Androidの仕様なのやら、それともXperia機種だけの不具合なのやら……
使用する際は、十分に気をつけて下さい。

総括

以上のことを踏まえると、このスマホは以下の項目に当てはまる人には、かなり魅力的になる可能性があります。
・音ゲーがあまり得意でない〜少し得意な人
・高品質な3DMVを、手軽に観たい人
・もう一台プロセカをプレイする端末が欲しい人
・(イベランで花称号までを目指す人)(要検証)
逆に、以下の項目に当てはまる場合、あまりおすすめは出来ません。
・これから長く使いたい人
・(ボードランナー)(要検証)
・発熱が気になる人

筆者としては、「とても扱いやすいサブ端末」としての印象が強いです。スマホにアカウントを移し、ベッドで寝転びながら3DMVを観たり、イベランの際にDiscordの通話専用端末としても利用するなど、取り回しの良さが必要とされる運用にはもってこいの端末です。(中古だと値段も安いし、結構雑に使えるのも良い点なのかもしれない…?)
とはいえ、OSのサポートも長くはなく、画面も(タブレット端末と比べると)小さいため、メインの端末としては使い辛いのではないでしょうか。結論としては……

サブ端末としてはもってこいの端末。SONY万歳。

予告【後編】

5月のモモジャンWLで、Xperia 5 iiは地獄の長時間周回を耐えることが出来るのか…?!乞うご期待!!!

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