再びかくめいを起こした彼女たち

はじめに

これは僕が後からあの時どんなことを感じていたんだろう?と後で振り返るための備忘録みたいなものなので、読みづらいなどあるかもしれませんが、ご了承ください。


2021年4月25日、東京ドームシティホールで「ぼくたちのかくめい![再]」が開催されました。https://twitter.com/DIALOGUE_staff/status/1385576153088290817

2020年6月20日に開催された「ぼくたちのかくめい!オンライン」の再演であり、あの時のライブを現地でもう一度...!というコンセプトだそうです。やっぱ現地で味わえる音とか体験は全くもって違いますからね。

ただ。「ぼくたちのかくめい!」は、去年あの時に成功で幕を閉じていた、というのが正直な僕の感想でした。

業界では新人声優として一括りにされがちな彼女たち(主観)が、配信という武器を手に圧倒的なパフォーマンスを全世界に見せつけたことが「革命」であり、イベント業界では初(当社比)のオンラインライブを成功させ、業界での「革命」も起こした、と思っています。結果論かもしれませんが....。

なので、[再] と言いつつも、全く新しい講演が見られるんだろうな!という気持ちでした。(てか、そもそもチケットにおもいでしりとりのジャケ写が使用されている時点で、これは「来るな」と思ってましたw)

結論から言えば、僕の期待は当たりだったと思ってます。

セットリスト

01. かいかいせんげん!
02. はじめてのかくめい!
03. トーク!トーク!トーク!
04. 上々だ
05. パジャマdeパーティー
06. Domestic Force!!
07. また立ち上がる
08. 好きだよ、好き。
09. ダイアローグ+インビテーション!
10. 大冒険をよろしく
11. ぼくらは素敵だ
12. あたりまえだから
13. おもいでしりとり

(昼)EN 01. あやふわアスタリスク
(夜)EN 01. 人生イージー? 

「おもいでしりとり」とアンコール以外は全く同じセトリです。
セトリは同じだけど、中身は全然違うんですよね...。

というか、ほとんど同じセトリで現地でもう一度やるということは、それだけログっ子を盛り上げる自信があるんだろうな、と勝手に震えていました。シンプルにすごいんですよね。やっぱりそれだけの成長が彼女たち自身が実感していないと気持ち的に難しいだろうし、同じセトリでも「現地パワー+成長」で盛り上げることが出来ると運営に判断させてるわけですから。

メンバーとおじさんとログっ子が繋いだアンコール

DIALOGUE+ にとっては(僕の知る限り)初のアンコールとなりました。
「ぼくたちの飲み会[再]」で野島さんが「最近のアンコールは手拍子なんですかね?」「照明は落としておくから、あとは任せるよ」みたいなことを言っていました。

ライブの終わりにはアンコールという風な考えを持っている人も少なくないと思います。(そういう人が悪いとか言いたいわけじゃないです。)ライブが良かったと感じたなら、その時は任せた。という野島さんと田淵さんの言葉は印象に残りました。

二人はメンバーに対して必ず良いライブにしてくれるという気持ちを、また、それに応えてくれるログっ子がいると思ってくれていること。
少なくとも、あのzoomにいたログっ子は絶対に応えようとしたと思います。
もちろん、メンバーたちは僕たちにおもいを届けようとしてくれているのは間違いない。

運営とメンバーとログっ子、それぞれがそれぞれを信頼しあっている感がすごい見えるし、その結果として手拍子が成功してアンコールが実現した。
さきほども書いた「信頼」を体現できているような気がしてすごい嬉しかったです。


ここからはつらつらの曲ごとの感想を述べていきます。

1. かいかいせんげん!

https://twitter.com/DIALOGUE_staff/status/1386691787553533961 より

ゆ:2021年4月25日
ね:TOKYO DOME CITY HALL
き:お集まりのログっ子の皆さんに
う:一生懸命お届けします!
や:待ちに待った再公演
さ:お待たせした分 心を込めて
ま:ちゃんと目を見て伝えるよ!
村:手加減しないぞ、覚悟しろー!

この口上(?)を聴いて高まらない訳が無い。
曲名通り、DIALOGUE+のライブの始まりを告げる曲ですが、しょっぱなここで感じたのはメンバーの気合の入りかたがとてつもなかったこと。

僕らは現地でこのライブに参加できることを心待ちにしていましたが、それはきっとメンバーも同じなんだなと感じました。
応援している僕らとしてはメンバーと同じ気持ちになれるのは嬉しいことなので、最初から僕のテンションはMAXでした。

2. はじめてのかくめい!

DIALOGUE+といったらこれ!みたいなとこありません?

この曲はダンスも曲調も楽しいんですよね(語彙力)
ついつい一緒に踊りたくなる曲ランキング1位だと勝手に思ってますw

とはいえ、1番印象に残ってるのは「ダンスマジで上手くなったな」です。
しょっちゅうMVを見てるんですが、それと比べると明らかにダンスの質が高いんですよ。
そもそもMVはリテイク可能なのでライブの一発勝負と比較するのもおかしいのかもしれないですが、それでもなおその一発勝負の方が完成度が高い!
身体の見せ方とか動かし方とかめちゃくちゃに勉強してきたからこそ、このクオリティを実現できるんだと思います。

この1年半で「かわいいMVの曲」から「かっこいいパフォーマンスが見られる曲」に進化した1曲なんじゃないでしょうか?

3. トーク!トーク!トーク!

かわいい(直球)

個人的にはやっぱりサビの陣形を組んで踊るパートが好きです。
CUE! の our song とかでも見られたダンスですが、ああいうのサラッと踊れちゃうのすごいし「おぉ...!」って思わせるインパクトがあるんですよね。

4. 上々だ

この曲は「はじめてのかくめい!」と似た感想ですが、ダンスと歌にとてもパワー感じました。拳を突き上げるところが多くあったり、サビで手を高く振り上げたり、ドンッとくるボーカルだったり、良い意味で圧を感じられて、最高〜〜〜〜〜〜〜ってなってました。

5. パジャマdeパーティー

これオタク全員でサビの振り覚えて全員で踊りたいんだが。手の動きとかめっちゃ可愛くて好きですね。

あと毎回ライブでうーなの「スタート!」がどんな感じに攻めてくるんだろう?って期待しちゃいます。可愛い。最高。もっとやれ。

6. Domestic Force!!

バケモン。

去年の講演ですら「声優がこんなの踊るなんてヤベェだろ...」と思っていたのに、今回聴いたらまぁとんでもびっくり。

特に。サビ前のさっぴ、まゆゆん、ゆりにゃの「ドカーーーーン!!!!」が去年よりも大幅に強化されてて吹き飛ばされちゃいました。
パワーアップのしすぎでオタク壊れちゃった...。

音圧!ピカピカ!!ダンス!!!みたいな曲ですよね。
やっぱりこの曲は現地で浴びるのが1番だなと思わされました!

7. また立ち上がる

去年の講演では客席を利用してオンラインならではの演出を見せてくれたが故に、今回どうなるだろうと楽しみにしていました。
そしたら、ステージ奥から階段が出てきてひっくり返りました。こんな小道具まで用意してるとは...。野島P、恐るべし。

今回好きだったところはまなてぃのラップパートがめちゃくちゃ気合入ってて、しゃーーーー!!盛り上げるぞ!!!って気持ちを1番感じました。
本当に場を盛り上げるの上手い。

あと、オンラインでは座席からの移動だったパートの振り付けがありえんカッコ良かったことです。歌詞の力強さも相まって、DIALOGUE+すげぇ...しか言えなくなっちゃいました。あれを考えるかなみ先生もすごい。

8. 好きだよ、好き。

僕にとってのDIALOGUE+です。
この曲のMVを見てDIALOGUE+を知って、DIALOGUE+を好きになりました。

どんなに世間が暗くて先が見えない状態でも
「嬉しい時は話をするよ 悲しい時も話をするよ」
という歌詞のように、僕にとってDIALOGUE+はいつもそばで支えてくれる存在の1つでした。

現地でこの曲を聴いて、メンバーたちが僕たちにおもいを届けてくれて、僕たちはそれに応えるように彼女たちを応援したくなるようなこの環境が大好きなんだなと気付けたし、いつか東京国際フォーラムでこの曲を聴くために自分がDIALOGUE+のために出来ることを頑張ろうと思いました。

改めて現地でメンバーのすぐ近くで聴けて本当に僕は幸せ者でした。
本当にありがとうございました。

9. ダイアローグ+インビテーション!

最強の自己紹介曲。

ねーねの初手の煽りがないと満足できない体になってしまった。
この曲で語れることってあんまりなくて、無限に踊ってジャンプしてパフォーマンスを楽しむことが僕には精一杯。それだけライブが盛り上がる曲を持ってるってすごいことだなぁと思います。
いつか、「せーの!」をバカでかい声で叫べる日がくるといいな。

あと今回、推しであるゆりにゃがちょうど席の真正面(not 最前)だったので、振りコピすると推しと一緒に踊れてるようなが気がして幸せでした(?)
ゆりにゃパーカー着てたし、あれ絶対目線合ってたよ?僕の前方には他のゆりにゃ推し見えなかったし???(オタク特有の勘違い)

10. 大冒険をよろしく

インビテーションからの繋ぎが何回聴いても気持ち良い、神。

この繋ぎ、見てる僕らからすればめちゃくちゃ楽しいんで良いんですけど、メンバーからしたらまあまあきついんじゃないかなと思うんですが、彼女たち見てると全然大変そうな表情をしてないんですよ。

オンラインの時は、僕は「こりゃ大変そうだわw」と少なからず感じていた部分はありました。
一方で[再]はというと、「めっちゃ楽しい!」という感情を正面からぶつけられた気がしてます。この場を盛り上げなきゃというより、楽しんでたら勝手に盛り上がっちゃった、みたいな。だって、全員ニッコニコよ。

改めてプロってすげぇなと思いました。

あと下の引用。流石にバグる。

あと今回、推しであるゆりにゃがちょうど席の真正面...(ry

11. ぼくらは素敵だ

すごいふわっとしたこと書くんですけど、この曲はDIALOGUE+の「核」みたいな曲だと勝手に思ってます。DIALOGUE+としての活動の根本にある考え方とか向き合い方みたいな。

個人的には下記の歌詞が1番好きです。

「一人でも欠けちゃったら嫌だから心を繋げ」
「約束だよいつまでも心を繋げ」

後者に関してはゆりにゃソロということもあり、家で聴いてもふと涙がこぼれてることもあります。
ゆりにゃのヒロイン力みたいな、人の心を動かす力があるんだと思っていて、それをやっぱ生で浴びちゃうとちょっと過剰摂取みたいな(?)

とにかく、これから頑張ろうとかそういう気持ちに不思議となれるんです。本当にありがとうございます。

12. あたりまえだから

これは新型ウイルスの流行があったからこそ、余計に泣いちゃいますね。
有観客でのライブ開催が全くできない時期もあり、僕らの「あたりまえ」を失った経験を経たからこその曲だなぁと。

今回こうして現地での開催ができてDIALOGUE+に会える喜びがこれからもずっと続けばいいなぁと、改めて感じた曲でした。

(余談ですが、DIALOGUE+ONLINE の最終回の日はずっとこれ聴いて泣いてました)
https://twitter.com/toho_cake/status/1343592832729186318?s=20

13. おもいでしりとり

いやーーーーーーー、来ちゃった(死)

おじさんzoomも聞いてたし、チケットにもジャケットが使われてるからやるだろうと思ってたけど、無理。

めちゃくちゃ正直なことを書くと、まだまだこの曲のパフォーマンスは完成していないなと思いました。ダンスも歌うのも相当難しいんだろうなって。
良い悪いとかじゃなくて、将来もっと強いおもいでしりとりが聴けるんだろうなという期待しかないです。
まあ既に致死レベルではあるんですが!w

「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」とのタイアップっていう文脈で無限に語れるんですが、ライブの感想とは外れちゃうのでここには書かないです。
ここまで読んでる奇特な方で、「ひげひろ」が好きな方いたらリプでもなんもでください。無限オタク語りしましょう。

ただ1つだけ、推し作品が推しアーティストとコラボするってこんなに嬉しいんだな!という気持ちを初めてこの曲で経験しました。

(昼) EN 01. あやふわアスタリスク

アニメBDに付属する音源のイントロで始まるとか聞いてないんですけど??????

ダンスがすごい繊細だったり、もちろん歌唱の緩急もすごいんですけど、現地で聴く時は「音」を楽しむ曲だと個人的に思ってます。サビのドラムとベースが気持ち良すぎる。
これをHYPE現地参戦する人に聴かせたかった...。

あと通称「みやはらっぷ」が毎回CD音源より強いのヤバイ。助けて。

(夜) EN 01. 人生イージー?

マジでDIALOGUE+の時代来てると思うんですよね。

もうこれはわちゃわちゃを楽しむ曲!
てか今回のライブで1番盛り上がったと思ってるし、自分自身この瞬間が1番楽しかった。(ちなみに盛り上がりすぎて振り間違えた。)

今回はゆりにゃの爆走が控えめだった...?

まとめ

最初に言ったように再演と言いつつもまるで違うセトリのライブを見ている気分でした。

常に「めちゃくちゃ成長してる...!」と「まだまだこれから成長するんだろうな!」を見せてくれて、どんな時でも全身全霊でパフォーマンスをするDIALOGUE+が大好きです。




おまけ

内山悠里菜さん推しという視点から感じたことを少し書いておきます。書かないと忘れちゃうので。
ただ、オタクの妄想を多分に含んでいるので、不快に感じる方いたらすみません。

彼女は今、田淵さんの言葉を借りると「アベレージャー」という立ち位置にいるのかなと思います。
あまりうまく言葉にできないんですけど、まゆゆんがパフォーマンス面での「アベレージャー」であるのに対して、チームをバランスを保つという意味での「アベレージャー」みたいな。

うん分からん。

まあ何が言いたいかといいますと、彼女の「我」をいつもより感じたってことです。
いや分からんです、本当にただの勘違いかもしれないです。
でも、ぼくらは素敵だのコーラスなんか特にそれを感じて思わず天を仰ぎました。彼女なりのこうしたいがあった気がするんですよね...。

マジで怪文書になりかねないので、このへんでやめておきます。


ここまでお付き合いいただいた方、ありがとうございます。

DIALOGUE+、最高。

(野島P、田淵さん、かなみ先生、関係各所の方々。
このご時世で、現地での開催に踏み切っていただきありがとうございました。メンバーだけでなく、あなたたちのような人がいてこその開催だと思っています。こういったライブが生きる希望であり支えです。
これからもよろしくお願いいたします。)

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