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音感トレーニングのススメ

久しぶりの更新となりました!

最近は日差しが強くなってきましたね。

さて、「音感を鍛えると良い」とよくききますが
そもそも「音感」とは何でしょう?
絶対音感とは特別な能力なのでしょうか?

本日は子供の頃から音感を鍛えることでどんなメリットがあるのか
ご紹介したいと思います。

まず音感とは?
ー音の高低や長短、強弱を識別できる力-
と一般的には言われています。

この音感は、「ある」、「ない」、だけではなく
それぞれの段階や感受する特徴があり、
鍛えることでも変わっていきます。

そしてこの音感には「絶対音感」と「相対音感」があります。

絶対音感は、ある音を聞いたとき、
その音の絶対的な高さを認識できる能力。

これに対して相対音感は、
ある音を基準として、
他の音の高さ(音程)を認識できる能力のことです。

絶対音感は幼少期でなければ身に付けることが難しく、
相対音感のほうが大人になってからでもトレーニングしやすいともいわれます。
それは、聴く力(聴覚)がもっとも急激に発達する時期が3歳~6歳である為です。

その為、まず子供の頃から「音感トレーニング」をすることで
「絶対音感」を身につけられる可能性があります。

また、将来的に音楽系のお仕事への就職がしやすかったり
様々な楽器を演奏しやすいといったメリットもあります。

そして、何より注目したいのは、
実は脳にもよい影響がある、ということです!

参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsoft/24/1/24_8/_pdf

また、絶対音感を身につけた子どものIQは、
そうでない子どもに比べて10ポイント以上も高いというデータも
統計的に報告されています。

モーツァルトやベートーヴェン等の音楽家だけでなく、
アインシュタインやレオナルド・ダ・ヴィンチも
絶対音感保持者だったそうです!

ではお子さまの音感は、
どのように育てていけばよいのでしょうか?

音感の習得は、言語の習得と似ています。
例えば、幼児期には「あいうえお」を知りません。
わたしたちは学ぶことで「この文字は「あ」と言うんだな」
と、認識できるようになります。

音感もそれと同じことで、まずは「これがド」と教わり、
「こういう音がドと言うんだ」と認識できるようになります。
その為、音名である「ドレミファソラシド」の存在を
子どもに教えてあげることは何より有効です。

ピアノや歌、楽器を専門的に習われているお子様は、
まずこのようなレッスンをされているかと思います。

ご家庭でも、ピアノやキーボードがあればぜひ正しい音を覚えて、
今度は簡単な童謡などを「ド・レ・ミ」の音名で歌を歌い、
その後にその曲をいっしょにうたってみてください。
お子様にとって、一緒に歌える家族がいること、
また「音楽って楽しいな!」と思えることが何よりも大切です。

そして音階を鍛えるには、やはりたくさんの音楽を聴くこと。

日常的に耳にするYouTube、TVとあわせて
コンサートなど、生音に触れる機会もぜひ作ってください。

S&S Kidsの様々なレッスンでも
この「音を認識する力、音感」を養うことを大切に、
レッスンに組み込んでいます^^

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