この世は天国
SNSで投稿を初めて10年を超える。
2011年8月の記事
今朝は久しぶりに5時前に出た、私の散歩は空を眺めるため。
晴れた日がいい。日の出前は特に美しい。
その美しさは、今死んでもいいと思うくらいに感動的だ。
そんな気分で2時間散歩した。
しかも、今日は夕焼けも良かった。
一日は、これほど、いいものだ。
日本中、いたるところで、同じ空が広がっている。
地球全体も同じ宇宙に包まれている。
この美しさが、すべての人々にあまねく、惜しみなく、豊かに、無償に与えられていると思うと、
うれしさと幸福が満ち溢れてくる、のを、感じる。
今日はこんなつまらないことを、感じました。
8月の他の日
体力低下ひしひし、悪あがきにと、先週からスイミングに通い始めた、平日午後を週5日、一回1時間でいいかと。
腹筋運動のとき、お隣に同年齢の女性が来て、私に話しかける。
ここはいいよ、家ではすることがなくて困るけど、一日3百円で遊べて、風呂まで入れて、こんなに安く遊べるところはないと、力説。
見渡せば、定年後のお年寄りのたまり場だ。まあ、私も、似たようなものだ。
年取って、一番感じること、この世に長い間生きて知らないことばかりだと。
若い頃は、還暦も過ぎれば、人は賢くなるものと思っていたが。
どうもそうではないらしい。
年取るにつれ、愚かさと馬鹿さ加減を、深く、真摯に実感するのが、
年取るということらしい、そして、どうしようもない無能にも。
呆れ果てて、むしろ、死をいとおしいと思うようになるのかなと、今思う。
しかし、この世はまさに天国、楽園ですね。
たった、ひと滴の水さえも、こんなに甘く香しいのだから。
10年前の記事を見るとなつかしい。
ここ10年、私の進歩はないようだ。
たぶん、この先も進歩はないだろう。