校則と民主主義

私の予想では、22世紀に国は消える。
国も国境もなくなる。
そうなると、各国の国防は不要になる。

世界中で地域文化が開花。
各地域は自立して自治を行う。

民主主義は私のメインテーマ。
国の伝統よりも優位。

国がなくなっても、民主主義がある限り
人類社会の未来は明るい。

人類社会では、あらゆる集団や組織に
ルール(規則や慣習)がある。
その集団を維持するためだ。

ルールはどのように決められるのか、
そこが民主主義と権威主義の違い。

民主主義では、基本的に集団の合意で決める。
権威主義では、権威ある特定の人たちが上から指導する。
ある種の身分制。
今の中国がこの一つ。

集団が小さいと、全員参加で決めることも可能。
集団が大きくなると代理人を選んで合意形成する。
議会や委員会で代理人たちが討議し決めていく。

ルールは時代と環境の変化に応じ、絶えず改変される。
ルールは有効性が求められる、趣旨や目的を実現しているかが検証される。
情報公開と透明性が大事となる。

集団のルールを決め、統治するのが自治。
学校も集団の一つ。

学校は誰のためにあるのか、勿論、生徒たちが主人公。
教師のためにあるのではない。
生徒や学生の学びや成長を支援するのが学校の目的。

勿論、そこで働く教師たちには相応しい待遇が必要。
待遇を良くしないと、良い教師が集まらない。

学校で学ぶ生徒や学生は、
個性に合わせた学びの環境が不可欠。
そこで、学校のルールが必要になる。

生徒たちの学びや成長が円滑に進むように、環境整備。
それがルールの趣旨。

当然、学校の主人公である生徒たちが
自発的に自主的に参加してのルールづくりとなる。
校則は生徒たちがつくるのが自治。

民主主義の第一歩。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?