気持いい死

親友は3名いた。
3人とも、急死に近い。
一人はタクシーの中で意識不明(享年26歳)
一人は、高速のパーキングで意識不明(享年54歳)。
一人は、夜間睡眠中に意識不明(享年32歳)

たぶん3名とも、
自分が死ぬことが分からなかったと思う。
突然なので、そんな余裕はない。

死はそんなもの。
死ぬ直前まで、意識できない。
いつの間にか、死んでいる。
眠りに陥るときと同じ。
自分が死んだことさえ、知らないままだろう。

多くの人はそういう死に方。
まさに、トンコロリ。

私のふらふらは、かなりひどい。
いつ倒れるか分からない。
しかし、常時なので、良い点もある。

いつも何かを掴んで身体を動かす。
何も掴まないで動くときは、
必要以上に注意する。
だが、筋肉は制御できない。
力を入れたと思っても、そのようにならない。
私の意思ではどうしようもない。

もし、病気が主因なら、私は死期を分かると思っているが、
突発的に倒れて、意識を失えば。
自分の死さえ、知らないままになる。
これはイヤだ。

トンコロリはイヤ。

そのため用心して、
日頃から、死の準備だけは入念にしたい。

死の準備は、瞑想。
瞑想していれば、死期が分かるはずだから。

気持いい死が、私の目標。

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