未来への不安

不安と云っても、私個人のことではない。
私は、人が生きるとはどういうことか、すでに知っている。
死が気持ちいい体験となることも。

私の不安は、人類社会のこれから。

先日のQuoraの質問で、「人はこれからも進化するでしょうか?」
私の回答は下記。

私の推測で云うと、人類の脳の進化は停止しているか退化しているかでしょう。
科学技術の発達で人工的環境で生活するようになり、
生存を危うくする環境変化に対応する必要がなくなりつつあります。

環境の厳しさが、進化の最大の条件です。
AIとロボットの発達で、人類はますます脳を使わなくなる可能性が大きい。
脳はむしろ退化するかもしれません。
(回答終わり)

もし、地球外の高度生命体がいたとしても、
地球の人類には関心を持たないでしょう。
何故なら、退化していく生命だから。

もしこれからも脳の進化があるとするなら、
テレパシー能力でしょうが。

しかし、現状の人類は、ますます孤独化している。
他者とのコミュニケーションは不要になりつつある。
個々が自分だけ満足していればいい。

人生はおもしろおかしく、気晴らしや娯楽中心になる恐れ。
社会生活の中心がエンタメになっていく、

政治も趣味も演劇や映画や音楽やスポーツも。

もし、病気になれば、対症療法。
また、人工臓器で代替。
心配ごとや面倒事は容易く処理するスキルの発達。

私は、人に精神や心や魂などない、と思う。
これからの人類世界で、宗教への関心も薄れていくと予想。

また、人は生きている間、娯楽や気晴らしで、
時間をつぶすのが生き方の中心になる。

面倒なことは避ける。
楽しければいい。
そういう生き方の時代。

時間を倹約し、
最小の努力で最大の成果を得て満足。
それが生き方になるだろう。

かなり暗い未来。

つづく

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