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今を知る

あらゆるものを可視化したい。最近よく思うことだ。以前より、毎日の活動の中でどうにか数字に落とし込めるものがないか考える機会が多くなった。なぜなら、可視化によって、物事の進みがよくなっている傾向を感じ始めているからだ。

可視化とは、言い換えれば、毎日の活動を記録しておくこと。これにより、現状を把握できる。目安程度でも構わないので、今の自分を分かっておくと、実現の可能性のある目標を設定することができる。少なからず目標に対して前進を感じることができるのだ。

先月の1ヵ月間、水の摂取量を記録し続けた。結果、平均で2000mlの水分を摂取できていたことが分かったが、これが今の自分にとっての現状だ。個人的には、1日あたり4000mlほどの水を飲むことが理想としていたが、現実的ではないことが自分の中ではっきりした。4000mlは無理だが、2500mlであれば次の目標としては現実的。今後の方針が見えた瞬間だった。

可視化の作業が抜けていればどうなってたか?おそらく、理想の4000mlをいきなり目標に設定していただろう。現実とはかけ離れた根拠のない目標だ。そのようなものを追いかければ、今の自分とのギャップに苦しみ、挫折していたに違いない。過去にそのようなことを多く経験していたからこそ言える話だ。

昨今、目標設定一つにおいてもネットでは様々な意見が乱立しているが、本稿では、実現可能な目標を理解しておくことは達成のための自己を管理する手段の一つだと述べたい。

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