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福祉車両レンタカー

2019.10.12初版 2019.11.24更新
函館市内近郊で、インターネット上に公開されていない、福祉車両のレンタカー情報をまとめました。あくまでも個人的に調べた情報であり、自己責任にて参考にしてください。
本州からの旅行者だけでなく、本州から帰省する道南地方出身者、あるいは北海道外からの車いす利用者が多い医療・介護・宿泊・レクレーション施設にも参考になると思います。

『函館市内近郊の福祉車両取り扱いレンタカー会社』

問合せしたのは以下の3社です(順不同・敬称略)
タクコーポレーション
レンタルプロバイド
リカバリーカーズ

『函館市内近郊の福祉車両レンタカー一覧』

1:タクコーポレーション
所在地: 〒049-0111 北海道北斗市七重浜8丁目6−4
電話: 0138-85-6333
ウェブサイト:https://takucorp.co.jp/
在庫車両1:ハイエース(送迎用途の仕様)
在庫車両2:エブリイスローパー(後席2人シート)
メモ:
介護施設等への代車として在庫している車両にレンタカーナンバーを取得。
ハイエース12000円/日、エブリイ7000円/日、プラス保険1000円(各税別)
場所的に「フェリーや新幹線で函館に来た人」に良いかもしれません。
長期レンタルの相談にも15日ごとの清算で応じます、とのこと。

2:(オートサンクス)レンタルプロバイド
所在地: 〒040-0037 北海道函館市旭町5−15
電話: 0138-23-2425
在庫車両:ワゴンRスローパー
メモ:
6時間3800円、1日4900円(各税別)
市役所のそばにあり、たぶん函館では一番古くからやっています。

3:リカバリーカーズ
所在地: 〒040-0023 北海道函館市宇賀浦町20−15
電話: 0138-32-8509
在庫車両1:エブリイスローパー(後席2人シート)
在庫車両2:ヴォクシー・スロープタイプ
エブリイ:5000円/日、ヴォクシーの料金は近日公開
最近、福祉車両整備士の資格を取りレンタカーを始めたとのこと。
一般の方でも運転しやすいヴォクシーの福祉車両も在庫しています。
料金については近日公開予定で、ご相談に応じますと、のことです。
またハイエースのリフト修理にも対応します、とのこと。
空港や函館駅にも近く、引き取りに行くには便利かと思いました。


『大手レンタカーはいつも在庫なしで借りられない』

当社介護タクシーのご利用者様から、今年に入り2回ほどお聞きしました。どうやら介護事業者などに対してレンタカー会社が長期貸し出ししているようです。なぜリースではなくレンタルなのか、事業者の経営方針なのでわかりませんが、レンタカー会社は【運輸局】から免許を交付されて事業をおこなっている以上、「いつも借りられない」状態は、許認可事業としてかなり問題だと思われます。

あまりに対応が悪い場合は、運輸局に相談するのも一つの方法でしょう。
またレンタカー会社がネット上で更新している在庫情報は「全道」を対象としており、絶対的な在庫数が少ない、という問題もあるようです。

『レンタカーって、どうやって借りるの?』

さて最初に紹介したレンタカー3事業者はネット上で予約できません。
では、どのように予約すればいいのでしょうか?
まずは電話してみましょう。アクセスの便利な場所から探すのがいいかもしれません。
函館空港から、あるいは函館駅から、直接借りに行きたい
新幹線函館駅から、フェリーターミナルから借りに行く
函館に滞在して、近くのレンタカー会社から借りたい
それぞれのアクセス条件で、便利な店から問い合わせるのが良いかと思います。
最寄り駅まで回送してくれるかどうかは各事業者様に聞いてみてください。
また、レンタカー会社まで介護タクシーで行くというのも一つの方法です(^^)/

『地元レンタカー、実はネット上に載っています!』

でも実際借りるとなると、どのような会社か、どのような車両か不安…。
そういう時は、ネットの中古車情報サイトが便利です。
タクコーポレーションとリカバリーカーズは、中古車販売もしています。
なのでグーネットやカーセンサー、JUなどの中古車情報サイトで、
店舗の詳細情報や、レンタカーの車両詳細がわかります。
実は、レンタカー会社の車両情報より詳しかったりするんですよね(^^♪
一例として、リカバリーカーズの店舗・在庫車両情報から。


リカバリーカーズ店舗情報
https://www.carsensor.net/shop/hokkaido/302517001/

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リカバリーカーズ在庫車両の詳細情報:JUから
https://www.ju-janaito.com/usedcar/detail?usedCarId=98102153641215

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『軽自動車スローパー仕様は、後席仕様に注意!』

さて当方は実際に在庫車をすべて見てきました。そこで気になる点が一つ。
軽スローパー車両のレンタカーが全て「補助席仕様ではない」という事です。エブリイスローパーには後席2人シートと補助席仕様の2タイプがあります。後席2人シート仕様車は、運転席・助手席も含め座席がゆったりしています。ただ折りたたんだシートの厚さ分だけ、リアスペースが狭くなってしまいます。
※下の画像参照
逆に、補助席仕様の一番のメリットは、リクライニング車いすが乗車できます。リクライニングや大き目の車いす、もしくはオーダーメイド車いすなど、乗車スペースの全長が大きな車いすなどは補助席仕様車しか乗車できません。また常時そばで付き添う必要がある時は、補助席仕様じゃないと不可能です。軽福祉車両のレンタカーは、乗車できる車いすに注意してくださいね(*^-^*)
乗車できない時は、ハイエースやノアなどの普通車のレンタカーで探しましょう。一例として、タクコーポレーションの「エブリイスローパー」在庫車両情報から。


タクコーポレーションのエブリイスローパー後席2人シート:グーネット
https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/10/700030304430170429001.html

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補助席仕様だとリクライニング車いすをフラットに、かつ補助席も使用できます。

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当社は介護タクシー事業者なので、福祉車両レンタカーの利用が増えれば、自分の仕事量が減るわけで(;^ω^)、いったい何のために記事をアップしたの?と思われるかもしれません。
介護タクシーは公共交通機関の一つです。この記事により移動の機会が増えれば幸いです。情報は可能な限り更新します。また情報提供もお待ちしております。
メールは、srtk.llc@gmail.com


お問い合わせ:介護タクシー川村

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