TEN colorsの中の人 スタッフJ

突然の自分語りだが、私は猫舌ではない。
グツグツと赤い破裂を繰り返すチゲ鍋にも恐れ知らずである。
しかし、食べるのに慎重に構えてしまう熱々メニューもある。
小籠包だ。
湯気の立ち昇り方は、内に秘めるそれの10分の1にも満たない。
蓮華に載せて皮を先に破るという不文律を知らなければ、大事故になってしまうだろう。
見た目より、圧倒的に中身が熱い。
そう、スタッフJには、そんなところがある。

彼女はいつも高いヒールの靴を履きこなす。
背筋を伸ばし、シャキッと仕事に向かう。その気概が表れている。
仕事も、細かい数字のチェックが多いが、ものすごい集中力で一つ一つ丁寧にこなしていくし、時間通りに帰ることが多い。
TEN colorsではフルフレックスを採用しており、個々で月に働く時間を設定しているのだが、その時間数を守って仕事を納めるのはなかなかに大変だ。
おかげで月の後半は、帳尻合わせのために働く予定の時間を短縮したりすることが多くなる。
しかし、Jはあまりそういうことをしない。
コンスタントに、予定通りに、自分の仕事をきちんと把握できているし、こなしているということだが、簡単にできることではない。

そんなクールに淡々と仕事を進めるJだが、クライアント様の担当の方が退職されるという話を聞いて、涙をこぼしたことがある。聞けば、その方が入られてから半ば一緒に歩んできたような気持ちでいたので、残念さと、また、未来を応援したい思いとがないまぜになって感極まってしまったらしい。
これが、Jの熱さの一端。
皮の中では気づかれなかった熱い湯気(思い)。

いつもは取り立てて何か言うこともないが、
「ほんとはこういうの、直さないとですよね。」
っていう思いの強さも、人一倍。
押し付けもしないし、過剰にアピールもしないけど、心の中でいろんな人に寄り添ってる、それがJ。

いや、ほんとに、いまだに私たちが触れてる彼女、そこまでトロミを見せてくれていないのかもしれないと思う。
トロミを帯びた思いが秘められてたら、小籠包も、冷めるまでにもっと時間かかるよね(喜)。

いやいや、なんのこっちゃ。
今日はTEN colorsのクールビューティーJのお話。
我々はただ熱いんじゃない、それぞれにそれなりに熱いんです!
Jはどこか、冷静に見極められるところが好きそうだけれども、まだまだこれから、意外な熱さを垣間見させてくれるはず。

ただの手前味噌と言われてしまえば全くそれまでだが、どうか、我々の働く仲間を皆様にも知って欲しい。
TEN colorsの中身をちょっと覗いて欲しい。

毎月1人と呑気なペースで更新していたこのコーナーですが、今いるスタッフ(私以外)を紹介するのに、毎週更新する!!と、首を絞めたので、来週絶対次のスタッフを更新します!!

皆様!ついてきてください!!
※誰か…楽しみにしてくれている方はいらっしゃいますか…(笑)


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