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【ネタバレ無し】Lost/Remembrance(ロスリメ)レビュー【マーダーミステリー】

こんにちは、するめです。
先行体験会にて、週末倶楽部様作成の協力型マーダーミステリー「Lost/Remembrance」(略称:ロスリメ)を遊ばせて頂きましたので、そちらのレビューをさせて頂きます。

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★シナリオ概要★
協力型マーダーミステリー「Lost/Remembrance」
プレイヤー人数:6人
プレイ時間:4.5時間
傾向:ミステリー&サスペンス


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私の好き度 ★★★★★
→推理を楽しみたい!という人にも、ゲームを楽しみたい!という人にもおすすめ。推理導線がしっかりしており、真相を導くためのヒントは全てゲーム中に開示されます。

ロールプレイ(キャラクターになりきる) ★★☆☆☆
→キャラクターとしての演技をする必要はないが、状況に応じてキャラクターとして発言・調査することが求められる場面がある。そのため、口下手な人にとってはハードルが高いかもしれない。ただし、苦手であれば他プレイヤーにお願いすることが可能。

推理難易度 ★★★★☆
→真相に至るためのヒントは全てゲーム中に提示されるので、ひらめきと時間が間に合うかの勝負になってくるかと思います。ヒントの情報量が多く精査に時間がかかるため、星4(やや難しい)としました。
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このゲームを一番印象付けるのは、やはり各HOの提示の仕方だと考えます。
通常のマーダーミステリーでは「山田」「佐藤」といったキャラクター名と、そのキャラクターに応じた性格や立場の概要が記されていることが殆どです。しかし、このゲームでは名前と声の描写のみが記されています。HO選びにちょっと困るかもしれませんが、「自分に近い声」や「自分の好みの声」を選ぶとよいかと思います。私は自分に近い声、で選びました。

光が反射して見にくいですが、「かすれた若い女性の声」と書いてあります

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まずはゲーム性のレビューから。

「協力型マーダーミステリー」と銘打つだけあって、推理には参加者全員の協力が必須となります。全員が個々に持つ情報をすり合わせながら、その時々に合わせた目標の達成を遂行していくのが本シナリオの流れとなります。なお各自に配られるHOの情報は膨大ですが、個々が持つ情報に捨て情報はありません。よって、謎を解き明かすには参加者全員の推理の歩幅を合わせる必要があります。これにより、よく協力ゲームにありがちな「参加者1人ないし数名の推理がチーム全体の進捗に追い付かず、ゲームから置いてけぼりをくらう」という問題点を回避することができています。

本題のミステリーのレビューについては、自分は本自体あまり読まず、ミステリーというものも深くは知らないため何とも言えません。が、素人ながら、推理に必要な情報は全て出揃っていたように思いました。情報精査力とひらめき力が試されるゲームなので、私のようにそもそもミステリーって何?って人でも推理が好きなら楽しむことができると思います。ただ、とにかく情報量が多いため、それをふるい分けられるコツと集中力が必要になってきます。

またもう一つ、捜査方法において通常のマーダーミステリーとは異なるシステムがあるのですが、ネタバレになってしまうので言えません!私はこのシステム大好きです。
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感想です。

ゲームそのものは「120%の完成度!」と言いたくなる素晴らしい作品だったんですが、むちゃくちゃ濃厚すぎて仕事終わりのテンションで遊ぶゲームとしてはヘビーでした。楽しかったけど、本気で推理できるコンディションで立ち向かいたかったという後悔が自分の中にあります。

このシナリオは、参加者が楽しめるようGMがプレイヤーを作品世界へ引き込む導線が必要となるように見受けられました。そのため、GMの力が大きく試されると感じます。完成度が高く面白いゲームではありますが、GMの腕によって評価が大きく変わりかねない作品であるとも思っています。このゲームを遊ぶのであれば、制作陣である週末倶楽部様のGMサービスを使うか、店舗で遊ぶことを強くお勧めします!

ついでに、店舗には観客席なるものがあるらしいので、是非するめちゃんも観客席につれてってください。黙ってニヤニヤ眺める予定です。みんなのプレイを見て気持ちよくなります。よろしくお願いします。

このゲームはまだ一般公開されていませんが、公開日や遊べる場所が決まったら、こちらのアカウントから告知がされます!最新情報が入手できますので、ぜひフォローしてみてください。

おわり。

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