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副業はオッケー❓

こんにちは、女性SR繁盛会の手島美和です。

先日、事業主の方からこんな相談がありました。

今までずっと副業は禁止してきました。
(社員がアルバイトをすることは禁止)
ところが、先日、社員から
「今はどの会社でも副業・兼業はOKとなっているのに、どうしてうちの会社はダメなのですか?」と聞かれたそうです。

禁止する理由は、業務内容が大変神経を使うものであること、本業に支障が出ては困る、というものでした。

しかし、世の中の流れを見ると、副業を認める方向のようだ。認めないといけないのか?

副業・兼業の促進に関するガイドラインから

000962665.pdf (mhlw.go.jp)

「若いうちから、自ら希望する働き方を選べる環境を作っていくことが必要であり、副業・兼業など多様な働き方への期待が高まっています」

「裁判例から、労働者が労働時間以外の時間をどのように利用するかは、基本的に労働者の自由である、(そのため副業・兼業を)原則認める方向で検討することが望ましい」

こんな文章を読んだら、認めないといけないのかな、と思ってしまいますよね・・。

ただ、別の相談内容で、やはり事業主の方から、既に他の会社で働いている人をアルバイトとして雇い入れる場合の、労働時間の考え方について相談を受けたことがあります。

労働時間の通算、時間的に労働契約を後から締結した企業が自社の36協定で定めるところによって、時間外労働(残業)を行わせることになります。

この説明をすると、多くの事業主の方が尻込みすることになります。

今回の相談について、私は事業主の方に、副業を認めないという方針であれば、その理由をしっかり社員の方に説明し、業務に専念いただきたいことをお願いしては?と伝えました。

ちなみに、この会社で副業をしたい、と考える方の目的は、推しのアイドルのためにお金がかかるから・・でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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