2023年印象に残ったLIVE10曲+

今年生で観たアーティストの中で印象に残った楽曲たち・アーティストをダラダラ語ります

①東京スカパラダイスオーケストラ×チバユウスケ「カナリヤ鳴く空」

今年1月にZepp Osaka Baysideで開催された東京スカパラダイスオーケストラのツアーの対バン。

これだけの仲の良さで実は初対バン。
35年前、明学のサークルで出会いバンドを結成した2人の盟友
後のミッシェルのチバユウスケとfishmans茂木欣一が、また別のバンドのメンバーとして邂逅した奇跡の夜

誰もが期待した「カナリヤ鳴く空」が死ぬほどかっこよくて痺れた


スカパラ×The Birthday初対バン、生きてればいいことあると天国のアベフトシと佐藤伸治もきっと羨む、そんな幸せなステージだった。当時は。

そんな憧れのチバユウスケが今年の11月に亡くなった。
数多くのステージで伝説を作ったチバユウスケが、この世からいなくなった衝撃をしばらく受け入れられなかった。

数日家で倒れて、向かった先が行きつけの立ち飲み屋。チバユウスケに似てるというだけでTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのコピーバンドを始めた一風変わった大将のいるお店。

深夜から飲み始めて、朝の5時まで夜通し飲み明かして、泣き明かして

そんな大将に

「俺らみたいな世代はミッシェルのあの頃の思い出は語れるが、最期の『カナリヤ鳴く空』を語れるのはひと握りしかいないんだから。歳なんか気にせず俺らにマウントとって思い出に浸っていけ」

と言われてなんかホッとした。

あの声を、かっこよさを、生き様を忘れずに胸をはって生きよう。

②BUCK-TICK「名も無きわたし」

今年発売されたBUCK-TICKのアルバム「異空」
BUCK-TICKは毎年アルバムの最高傑作を更新していくが、今年はあまりにも最高傑作すぎてこの再現アルバムを観ずに死ねないと思い、当日券で京都ロームシアターへ

まだまだBUCK-TICKは最先端と安心し、これからもかっこいい姿を観れると思っていたが
櫻井敦司の突然の訃報
アルバムの最後、ツアーのラスト曲、そして私が観れた最期の櫻井敦司
そんな曲の歌詞が、あまりにもあっちゃんからのお別れの挨拶すぎて、逆にしっかりお別れ出来たそんな気がする

"名も無い わたしに あなたと お別れ きた"
"狂い咲く 命共 乱れ 乱れ 乱れ"

③B'z「LOVE PHANTOM」

B'z35周年イヤー
社会人になったのでPleasureツアーに散財散財
広島、宮城、東京、福岡、横浜と全国行脚

そんなツアーの千秋楽、大阪長居スタジアム3日間はもちろんチケットを取っていたが
大阪初日の前日に自分の祖母の訃報
好きな人が本当によく天国に行く年だった
もちろんチケットはあきらめ
土曜日に葬式を終え、日曜日の昼間家でどよーんとしてたら家族から「全部終わったんだからB'z行ってきな。この日のために仕事頑張ってきたんでしょ」と背中を押され、博多駅から新幹線飛び乗り。

めちゃくちゃ喪服&スーツケースそのまま持ち込みで開始4分前に長居到着。

10公演目だったのでもちろんセットリストも演出も知ってる状態で迎えているが、松本さんと稲葉さんがステージに現れた瞬間ボロボロ泣いてしまった


精神的な部分が1番だろう
会社もめちゃくちゃキツくてどうにも生きづらい1年だったが、俺はこの2人に生かされてると痛感したそんな1曲目の「LOVE PHANTOM」だった


④エレファントカシマシ「RAINBOW」

こちらも今年35周年イヤーで初の全国アリーナツアー開催
そんなツアーの千秋楽大阪城ホール

何よりエレカシが仕上がりすぎててどの曲ももちろん素晴らしかったがラストスパートの「RAINBOW」がベストアクト


⑤Bring Me The Horizon「Kingslayer feat. BABYMETAL」

みんな大好きBMTHが自身主催フェスを引っさげて4年ぶりに来日
兵庫、名古屋、幕張2daysと結局全公演行ってしまった

そんなNEX_FESTの目玉がBABYMETALとのコラボ曲「Kingslayer」世界初披露
最終日にオリーが「もうBABYMETALがいない時にこの曲はやりたくない」と発言するくらい、本当に特別なLIVEになったと思う

もちろんデスコアキッズとしては「Chelsea Smile」が聴けたのも死ぬほど嬉しかった

⑥YOASOBI「アイドル」

そんなNEX_FESTで初めて観れましたYOASOBI
メタルフェスということもあり完全アウェイの中でのトップバッターでしたが、もう100点満点のパフォーマンスにド肝抜かれまくり

あの音響最悪の幕張メッセであの音圧とクオリティ
完全にエンターテインメントの正解を知っているAyaseとikuraのスター性にやられました⋯

当日はメタルフェスなこともあってモッシュ&ダイブも起こりまくって多少批判もあったみたいですけど、音楽ってそういうもん。
「アイドル」でダイブしたの、人生の中でもトップクラスに気持ちよかった。

Davinci時代のAyaseから考えたら本当に夢の舞台だっただろう。おめでとう。

⑦Red Hot Chili Peppers「Wet Sand」

単独としては何と16年ぶりの来日
フルシアンテ復活のステージで1番好きな曲が聴けて感涙でした

⑧GEZAN × 下津光史「待夢」

8月の終わり、アメ村で観たGEZANと踊ってばかりの国の対バンのラスト曲

"もう会えない人の数を数えてたら
人間の指じゃもう 遠に足らないや
ムカデになるかい? ゲジゲジじゃやだな
人の姿で会いたいな"

⑨KORN「Falling Away from Me」

2020年に開催予定だったKnotfest
直前にコロナが蔓延し延期に延期を重ねようやく開催
あの頃の忘れ物をSlipknotで取り返しにいくつもりが、哀しみを背負ったKORNの方が何故が染みた
死ぬほどかっこよかった

⑩Paledusk「I'm ready to die for my friend feat. VIGORMAN」

今年1番観たアーティスト、もしかしたらPaleduskかもしれない
3月のKnotfestでサプライズ発表&披露された変態紳士クラブVIGORMANとのコラボ曲

それからPaleduskのワンマン、アメ村のKOUBOUと何かとこの2人のコラボを観れた



てことで死ぬほど観た中でとりあえず10曲

といっても語り足りないので


《初めて観れた外タレ》

Slipknot、Bad Religion、My Chemical Romance
あの頃聴いてた憧れが死ぬほど来日しまくった豪華な1年でした

《フェスでお馴染みの方々》
・Dragon Ash「陽はまた昇りくりかえす」

RUSH BALL 2023 2日目のトリ
RUSH BALLといえばDragon Ash
その最高のステージで歌ったKj少年16歳のときにつくった大名曲

今年もたくさんDragon Ash観れたので来年もよろしく

・HYDE「GLAMOROUS SKY」

NEX_FEST EXTRAに登場したHYDE
2019年のBMTH単独の対バン相手として登場したBMTHの盟友だが、この日のHYDEの気合いの入り方が異常だった
GOLDチケットでほぼ最前で観れたHYDE様

最後HYDE様が客席に飛び込みダイバー続出
HYDE様もグッータッチした左手、大事にします

・10-FEET「LOVE ROCKET」〜「第ゼロ感」

まさか10-FEETが紅白に出れるとは⋯
10-FEET主催の京都大作戦1日目、The Birthdayが欠場。
「THE FIRST SLAM DUNK」の主題歌を務めた者同士としてリスペクトを込めたカバーからの「第ゼロ感」、これぞ京都大作戦という景色とこの曲の完成形を観れた最高の泥まみれの太陽が丘でした

・Ken Yokoyama「Brand New Cadillac」

同じく京都大作戦1日目より
チバユウスケとのコラボ曲をKenさんボーカルで披露

・ELLEGARDEN「Supernova」

2019年に復活してから、まさか私みたいな世代がELLEGARDENのワンマンに行ける日が来るなんて⋯とグッと来た1日だった

《初めて観れたアーティスト》

・花冷え。
今や世界のフェスに出まくりの花冷え。
このタイミングというか今年観れたのがラッキーすぎた
どんどん売れてくれ!!

・ちゃんみな
BLARE FEST 2023にて
正直全然興味なかったけど、メタルフェスのドアウェイの中でのパフォーマンスが死ぬほどかっこよくてどハマり

その他、語りきれないのでここまで!
来年は何の哀しみも背負わずにLIVEが観れればいいな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?