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身体という難しく愛おしいもの


ボディラインで言えば
誰にも媚びない私らしい身体が好きです。

スポーツしていたり
日常的にものすごく身体動かしている人の
自然な筋肉のつき方が好きです。

ちょっと野生動物みたいな。

SUPのおかげで上半身はすっかりごっつくて
バストじゃなくて胸筋が割れて谷間に見えるとか
嫌いじゃないし(日本のXSからMにサイズアップ)

うねりが結構ある日や
ちょいサイズアップした波のうえでも
ブレずにバランス取ってくれる
褐色の足は好きです。

しっかりした骨盤と
でっかい子宮筋腫と共存しながら
ムーンサイクルに合わせてラインが変わる
困ったお腹は愛おしいです。

筋腫は結構インパクトある大きさだけど
特に月経困難があるわけじゃないので
そのまま経過観察。

顔は美しいとかかわいいとか思えないし
笑うとなくなっちゃう
一重の小さい目がコンプレックスだけど
ある種の魅力はあると思ってる。

流行りのバストラインやヒップライン
くびれたウエストとは無縁のボディラインだけど
オリジナルな私のボディを大切に思っています。

そんな感じで自分自身でいることは快適です。

巷で言うセルフラブとか 

また出たよって思うこと多。ですよね。
綺麗事そんなふうに言わないでよ、って。
今もゾワってくること多々ある。

そして自分自身で
自分の体について話すのはいいですが、
他人からボディラインについて
何か言われるのは好きじゃないです。

母に
あんた背中が男の人みたいよ
って温泉で言われたりとかは良い。

そんなだから
私自身、体も心も好きになれないこと
好きになれない時代も長く多くあり、
今でもまだまだ自分自身の受け入れられないこと
たくさんあります。


ただ
知らず知らずのうちに働いて
命を繋いでくれてる体を。

父母や祖父母やそのまた前の先祖たちが
必死でバトンを渡してくれて、
今ここに存在している世界で一つのこの身体を
大切に愛おしく思うって平和の第一歩かなあ。

病気や3度の怪我をして
その度に体が回復してくれる中で
そしてヨガの練習を続ける中で
ダンスを踊る道のりのなかで
自分自身の心と身体について
人間について多くを学び経験する中で

見た目の奥の内側のことについて知るうちに
そんなふうに捉え方が変わっていきました。

なので、自分自身について言えば、の一例でした。

母の胎内に宿った時から今まで
ずっと動いてくれている心臓
傷ついてもいつの間にか
くっついてくれる皮膚

落馬して気絶したり
蹄のでっかい跡が太ももにブワってできたり
自分のSUPのノーズが顔に当たったり

でっかいSUPが飛んできて
肋骨4本グシャって折れたり

重たいもの持ちすぎで
負担がかかってた両肩 

太平洋のセットに巻かれて
パドルを握ってた腕が引っ張られ
腱板損傷で3年近く修復に時間がかかったり

あっちこっちボッコボコの私の身体ですが

基本は常に生存や治癒へ向かって
一生懸命働いてくれている。
それだけでなんて愛おしいんでしょう。

身体から離れる最後の時まで一緒にいてくれる
かけがえのない 肉体 と言う存在。
愛だなあ。


ご自分の身体の好きなところ
すごいところ

体のパーツのことでもいいし
当たり前と思っている
内科的なことでもいいし

できるだけたくさん
ぜひピックアップしてみてね。



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