見出し画像

北海道教育大学5分校合宿参加レポート


こんにちは!

先週末にゲストハウスwayaで行われた、北海道の教育大学(※函館校を除く)に通う現役大学生数名が集まる「5分校合宿」にファシリテーターとして?参加させていただきました。

今回はその簡単な振り返りを残したいと思います!



札幌、岩見沢、旭川、釧路の教育大学から7名+自分の計8名の学生が集まった合宿。


ざっくりとしたスケジュールはこんな感じです。

14:00〜 集合

14:00〜 自己紹介

14:30〜 テーマトーク

18:00〜  EDU FES運営メンバーの方々と混ざって夕食(懇親会&クラファン達成おめでとう会)

21:00〜 自由に対話(やりたい人はテーマトークの続きやまとめ)

翌日

10:00 解散


自己紹介の段階から


学生団体を立ちあげてクラウドファンディングに挑戦中!

1年間のロンドン留学から帰ってきたばかり!

地域の大人と対話をする場を開催している!

地域の企業でインターンをしながらイベント開催をしている!


などなど。面白い取り組みをしている人ばかりで、ワクワクしっぱなしでした。



トークテーマは主に3つ。

①「地域で暮らし、学ぶ自分達が感じる地域の良さとは?地元の良さとは?」

②「集まった8名は大学在学中に何かアクション(イベント開催や学生団体での活動など)を起こしている人たち。そんな自分たちが主体的に動くようになった、気づいたきっかけは?」

③「通っている各教育大学について感じること。改善してほしい点など」



テーマトークは、自分が純粋にすごく気になった①、②のテーマ設定をさせてもらって、③に関しては教育大に実際に通っているみんなの話し合いが面白すぎたので見守っているような感じでした。なので、ファシリテーターと言うほどの仕事はしていないです。笑


画像1


①「地域で暮らし、学ぶ自分達が感じる地域の良さとは?地元の良さとは?」

地域で実際に生活をしている学生のみんなは共通して、「地域っていいよね」「地域の人っていいよね」っていう感覚があるみたいでしたが、それが何かと問われると明確にはわからない・言語化できないということでした。


僕が白川村で感じた「村で生活する人の暖かさやありのままに振る舞うカッコ良さ・大切さ」も、抽象的な表現で、誰かに伝えようと思っても100%伝え切ることはできません。

地域の良さや、人の良さ、というものは主観的な感覚なため、起こりうる体験などの事象は提示できるけど、それをどう感じて、どういう学びや今後のアクションに繋がるは、やはり個々人に委ねる以外ないのかな、と改めて感じました。

何が言いたいかというと、「実際に〇〇という地域に来て、生活をしてみることでしかわからないことがある」という普遍的なことを自分はこの先も主張し続けるであろう、ということです。


学生にとって”地域に実際に観光以外で足を運ぶ”ということは、大きなアクションだと思います。

だからこそ、いきなりそのアクションを促しても、ニーズがない人や場所に対して自分の考えを押し付けているだけになってしまう。

○○地域に行きたい!というニーズを生み出すために、札幌でイベントを開催し続けたり、情報発信を行なったりという地道な活動こそが必要なのだと考えさせられた時間でした。


画像2


②「集まった8名は大学在学中に何かアクション(イベント開催や学生団体での活動など)を起こしている人たち。そんな自分たちが主体的に動くようになった、気づいたきっかけは?」

自分たちのきっかけをきちんと振り返ってみることで、今度は逆に誰かにきっかけを与えられる存在になったり機会を作ることができるんじゃないか?という経緯で設定したこのテーマ。

みんなのきっかけを聞かせてもらうと、『人との出会い』が圧倒的に多かったです。

それも、大学に入学してから割と早いタイミングで。

北海道ヒト大学としても、高木桂佑という1人の人間としても、人との出会いの大切さは、またこれから出会う多くの人に伝えていきたいメッセージですが、ただ人と人が出会えばいいという訳ではありません。


大切なのは「出会い方」と「何をしたか」


だと思います。

今回の合宿で出会えた7人とも、教育についてざっくり語る合宿をしましょう!という共通の理解があって、面白い人たちが集まるらしいよ、というバイアスがかかって出会っています。

大学の学食でたまたま出会っていたら、同じ人との出会いなのに今後の繋がりは生まれていなかったと思います。

そして、出会った日に何をしたかも大事で、ここは自分次第で準備できる部分だと感じています。

何をするかの引き出しを多く持つこと。

その中でも自分で準備できるのは、何を話すかの引き出しを多く持つこと。

これは本を読んだり、多くの人と会話したり、自分の考えを発表する場数を踏むことで鍛えられる部分だと思います。


今回は、トークテーマに沿った会話をただ行うだけではなく、大きな紙に付箋を貼っていくスタイルでそれぞれの発言を見える化していきました。

(これは合宿を企画してくださったEDU FES北海道 代表の嶋本さんからの提案でした。)

画像3



③「通っている各教育大学について感じること。改善してほしい点など」


実は僕は大学受験の後期日程で教育大学を受験して不合格になってしまい、今の大学に入ったので、教育大学への憧れみたいな感情は少しだけありました。

その上で、大学に対する不満などやリアルな現状を聞くことができたので個人的にすごく面白かったです。


教育大レベルの学校は、先生になりたい!というモチベーションで、講義にも課外活動にも前向きな学生が多いと勝手にイメージしていたのですが、実際にアクションを起こしている7人は意外にも、学校に活気がないと感じているようでした。

「何か頑張った人が意識高いと比喩される」

「学外の人との関わりがない」

「社会に開かれている感覚が弱い」

など、総合大学に通う自分が感じていることは、意外にも道内の他の学校に通う学生にも当てはまることなんだという驚きがありました。


これらの感覚がある人たちが繋がる場があれば、、!


と、すごく感じたので北海道ヒト大学として色々と動いていきます!!




ざっくり振り返りはこんな感じです。


最後に、この合宿で出会った教育大学釧路校の2人が中心となって行なっているプロジェクトを紹介させてください!


”わ組”


わ組は、「多様な同世代が助け合えるコミュニティがたくさんある世の中」を活動の目標としていて、自分たちも当事者である「大学生」をターゲットに「大学生の横のつながりを広げられる場を創出する」ことを最初の目標として活動しているそうです。

わ組の『わ』は「和」「輪」「環」などの意味があり、これらは、いずれも円のイメージがあります。他にも、「笑」「話」「羽」などを意味し、楽しく、対話を通じて、次のステージに羽ばたいていくことを意味します。そして、その「わ」を作っていくのが私たち。ということで「わ組」という屋号をつけました。(クラウドファンディング内の文章より抜粋)


この「わ組」という名前を付けた理由の部分から、もう共感しまくりだったので、僕も活動を心から応援します!

来月2月15日に本州で合宿を開催するためのクラウドファンディングを行なっているので、是非彼らの思いがこもった文章に目を通していただきたいです!




レポートは以上です!

皆様からご支援いただいた額は、最低限の食費と、CD制作費にさせていただきます。宜しければ、サポートよろしくお願いします。