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一人歩きできるように。

TSUKUBA BLUE(ツクバブルー)
と初めて聞いて、響きがとてもしっくりきたのがとても不思議だった。

初めて聞く単語なはずなのに、元々知っていたかのような不思議な感覚だ。

その不思議はなんだろう?
を自分自身で少し分析してみる。

デザイン学校で学んだ一言

美容師になる前は、空間デザイナーをやっていて、デザイナーになる為に東京デザイン専門学校ショップデザイン科に通っていた。

デッサン、製図、色彩、モデリングなど、よく分からないまま必死にやって、何かを生み出す毎日は楽しかった。

デザインした作品も素敵なデザインかと聞かれたら、まぁ頑張ったね。くらいの作品だったが、それでもデザインが生まれる瞬間を体感できたのは学校生活での財産だと思う。

その財産の中で強烈に覚えているのが、
デザインのチェックを先生にしてもらっていた時の先生の言葉で。

「いいデザインは一人歩きする」

という言葉。
いいデザインは、自分の手元を離れても
どんどんデザインが良くなって一人歩きしていくとのことだった。

デザイナーになってからも、
美容師になってからも、
今でもその言葉は自分の中で大切にしていて、
このデザインはいいのか?と考える時の、
自分の中の一つの基準にしている。 


きっと歩くだろう

TSUKUBA BLUEという名前がしっくりきていて、手作業で作っている車も少しずつ形になってきて、ふと感じるのは、きっと歩くだろうという感覚だ。

まだ、なんにもサービスもプロダクトもないけれど、歩く姿がイメージ出来るし、何としても歩いてもらいたいし、走っていて欲しい。

一人歩きが出来るよう、
いいデザインをしたい。

車体に名前が入った時に強く思った。


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