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【番外編:TOEICスコア30%UPなるか!?】高橋ダン英語チャンネルを聞いて英語ポートフォリオを増やそう!

Hey Folks,Dan Takahashi here!
(ダンさんの動画で冒頭に挨拶してるセリフです。Hello Everyoneより砕けた言い方らしいです。カッコイイですよね!) 

みなさん高橋ダンさん(以下ダン)の英語チャンネル聞いていますか?
ダンはインターネットの世界の6割が英語、グローバル企業に就職するのにも使えるし投資の役にも立つよ!ということでほぼ毎日1本英語の動画をアップロードしてくれています。

ぼくは最初の頃ほとんど聞き取れなくて、Youtubeの設定から字幕をつけて文字を大きくしたり見やすくするために背景色を変えたりしてみていました。
字幕をつければ何とか理解できるものの自信が無く、日本語の同内容の動画をみて答え合わせしていました。

ダンの英語は単語をはっきりと区切って発音してくれているので聞きやすいです。速度はややゆっくり目で、話す内容の構造もわかりやすくしています。だいたい英語の動画は日本語と同じく以下のような章に分けて話してくれています。

1 イントロ、ファンダメンタル内容
2 チャート分析
3 自己責任のアナウンス
4 まとめ、実際すること

ダンは、ぼくたち視聴者のために発音・内容を選んでくれているのだと信じています(ちょっと言い過ぎか笑)。
ちなみに英語版は日本語と内容が変わっていることがあります。例えば、日本語版では日経225やTOPIXで解説している部分が、ラッセル2000指数やダウ指数だったりします。

ぼくは時間が経つにつれ毎日見ているとだんだんダンの英語が理解できるようになり、1年くらい経ったら字幕なしでも7割くらいわかるようになりました。ダンが動画でいつも言っている通り歯を磨くように英語を聞くとわかるようになると言っていた通りです!

ですがまだ中途半端にしか力がついていない、人生のポートフォリオの一部として英語にも時間を割いて投資しようという気持ちがでてきました。

そこで、必要に迫られていたわけではないものの、英語の試験を受けてみようと思いました。今は社会人なのでTOEICという試験が良いかなと思い調べてみました。
今回はその勉強方法や試験の雰囲気、教材などをまとめた記事になります。

過去のスコア

実は、今から数年前TOEFLを2回くらい受けてみたことがあるんです。
その時はTOEFL IBTという試験で55点くらいだったと記憶しています。
(公式サイトのマイページにアクセスしたらサーバー移行でデータ消えてしまっていました汗)

単純に比較できませんが、かつて公式ページで公開されていた換算式によるとTOEFL55点は、TOEIC 530点前後に相当するとあります。

TOEICは以下に詳述しますが、ビジネスに関する英会話を聞いたり読んだりする力を測定するものです。日常的に役立つのは聞き取りと読み取りだと思いますので2種類あるTOEICのうち、聞き取りと読み取りの能力を測るListening & Readingを受験しました。

忘備録としてぼくが勉強した方法と最後に結果を公表しようと思います!

概要

TOEIC LISTENING & READINGテストは、受験料1回6000円程度、2021年7月現在は月1回日本各地で実施されています(公式サイトで確認ください)。

7つのセクション

合計7つのセクションに分かれています。Part4までは英語のナレーションをひたすら聞き試験問題をみながらマークする形式で、45分で100問です。残り1時間15分でリーディング100問を解きます。

配点は合計で満点990点、Listening495点・Reading495点で2セクションの合計です。素点の点数から10点から990点に換算してスコアが出る仕組みです。これは同日の試験でも内容が違うため、試験問題の難易度によるばらつきを防ぐため、偏差値と同じ統計処理をして点数に変換していると思われます。そのため不適切問題は省かれるでしょうし、極端に正答率が悪い問題も配点されない可能性があります。

内容はビジネス中心
内容的には、契約はどうなった、売り上げが増えて取締役が喜んでいる、従業員を雇おうと思うんだけどコストがどうなっているか、コピー機が壊れたので修理の電話をしてくれ、E-MAILで買ったもの返金依頼する・アンケートに答えるなどなど、日常生活やビジネスにかかわる一般的な内容が出題されます。

過去にぼくが受けたTOEFLは、どちらかというと学術的というか留学を目的とした試験です。留学先で宿を借りる、キャンパスの案内、教授との会話といったような内容です。海外留学で求められるスコアはTOEFLの方が世界的には一般的のようです。

このほかにもSpeaking & Writingという、書く能力と話す能力を評価する試験もあります。TOEFLは読み、聞き、書き、話すを評価するため、単純にTOEICと比較できませんが今回は分かりやすくするため点数の比較をしています。他にも公開スコアとして利用できませんが初級者向けのTOEIC Bridge Speaking & Writingテストもあります。今回の記事は参考としてご覧ください。
https://www.iibc-global.org/toeic.html

目標点数

まずぼく自身の英語力を書きます。
前提としてごく平凡な日本人です。大学時代に特に英語に力を入れるわけでもなく普通に卒業し、社会人になってからは英語の文献をたまに読めばいい(読まなくても業務はできる)程度で過ごしていました。

今回の受験を思い立ったのは2021年4月下旬くらいです。スケジュールを公式サイトをみると申し込めるのは5月、試験は6月のようです。具体的には、

1回目は
5/6 受験申し込み
6/20 試験

2回目は
5/27 受験申し込み
7/11 試験

でした。TOEICは申込期間が1週間と短く、試験の結果を見てから次の月の試験を申し込めないようになっています(商売上手だと思いました笑)。そのため試験を受けたい月を事前に決めてから申し込む必要があります。
今回ぼくの場合、最初の試験日まで1か月半程度時間があります。

また、試験を受ける前に、目安として英語スコアの要求をされている日本の大学院で求められるレベルを調べてみました。

リンク先が消えてしまったのですが、概略としては、東北大学、東京工業大学、同志社大学、立命館大学など難関校でおおむね730点から750点以上あると十分な英語能力があると評価され、英語の学力試験を免除される大学院もあります。また、京都大学工学研究科では募集要項にTOEIC LISTENING & READINGで730点以上のスコアを求めていると明記されています。また、同大総合生存学館(思修館)の博士課程は、740点を目安としていると明記しています。

そのためぼくの目標点数も730-750点に定めました。もともと530点相当なので約30%英語力を上げなくてはならない計算です。
できるのでしょうか(笑)。

教材

目標が定まったので方法を色々考えてみました。自分にとってコスパの良い方法は以下の5つを試してみました。

①スタディサプリ 

以前読んだマンガのドラゴン桜2にのっていたスタディサプリ のTOEIC版があったのでそれを利用してみました。

費用は1ヶ月でだいたい3000円程度かかるので、費用最安にこだわるぼくとしては、なんとかお試しコースだけで済まないか考えてみました。

調べてみると半年や年間コースにすると少し安くなるものの、合計で2万円以上の出費になってしまいます。考え抜いたあげく、1週間のお試しコースを2回してみることにしました。スマホから受講するのと、WEBページから受講するのを組み合わせればできます。初回はTOEICを受けるのが初めてだったので雰囲気をみるためにWEBから受講してみました。

結果としてはすごく良かったと思います。

講師の関先生が熱く動画でそれぞれのセッションの特徴や解き方を説明してくれますし、読まれた英語をキーボードで打ち込むディクテーションをすることで注意深く聞き取る癖がつきました。お陰で単語ひとつひとつがはっきり聞き取れるようになりました。

2回目はスマホから申し込みます。なるべく勉強時間が確保できそうな週を選んで課金開始し動画を中心にみていました。ざっと全体像をつかむためにPART1-7までの動画全てを見終えることができました。(x1.5倍速にできます)

②公式問題集5

https://amzn.to/3eiW0Yp

YOUTUBEでみたのですがこの問題集(No.5)は、実際の試験で読み上げるナレーターの数(米国、英国、豪州など)が一番おおく、実際の試験問題と同じ人の声、イントネーションで勉強することができます。たまたまいった本屋にこれしかなかったので、公式問題集5を買ったのですがラッキーだったようです。
内容としてはたった2回分を通してやる問題しか用意されていませんが、詳細な回答とネットから無料で聞ける英語の音声があります。ディクテーションを繰り返しながら5月上旬からはじめてすべて解き終わったのが6/30でした。文法問題は解説も詳しいため精読して勉強しました。

③TOEIC L&R テスト基本例文990選

https://amzn.to/3ro737P

全部見る時間はなかったのですが、Amazon Primeの特典で無料でみることができたのでDLしてみました。音声もついていて無料にしてはお得でした。内容的には時間があったら読むだけでも雰囲気を掴むことができると思います。
試験本番とは形式が異なるため、良く問われる構文などを確認するのには良いと思います。

④はじめて受けるTOEIC L&R 全パート完全攻略

https://amzn.to/2VRsVNg

こちらも無料でみることができたので使っていました。PRAT1−7別に内容の雰囲気が書いてあるので初回受ける前に何度か読んで参考にしていました。慣用句についても覚えやすいように書かれていてよかったです。

⑤abceed(アプリ)

https://www.abceed.com/

Youtube動画で紹介されていたアプリです。ダウンロード後3、4日無料で全ての機能が使えます。TOEICで有名な金タン?という鉄板の単語帳が使えたり、ディクテーションができます。単語の練習もできるのですが、正直使い勝手やアプリの質がスタディサプリ には劣るので、無料期間だけ集中して利用するのはアリかなと思いました。

①、②を中心に試験まで取り組みました。ひとつわかったことは、勉強する集中力が低下しているので30分でも集中して問題を解くということが結構大変ということでした。これは時間を測って問題を解くことを繰り返すことでクリアすることができました。

試験

1回目

居住地の近くのあたらしい大学のキャンパスで非常に快適でした。ネットに噂されるようなナレーション音声の反響もありませんでした。周囲は大学生と思しき20代が主ですが、白髪の方も少しおられ広い世代が受験していました。

はじめて受ける試験なので緊張していました。丁寧に名前や番号のマークをして本番が始まるのをまちました。試験開始は全て録音された音声がスピーカーから流れます。前半のリスニングパートは久しぶりの長い試験なので集中力が続かず途中で聞き逃してしまうことがありました。パート3と4では問題の先読みをしなくてはならないところが、時間が足りずできない部分もありました。

後半のリーディングは時間が圧倒的に足りず20問(100問中)は当てずっぽうに塗って終了してしまいました。当然手ごたえはあまりありません。


試験後は次の試験まで、時間を決めて集中して聞く・読むことが大事だなと思いましたので、それを3週間実践して公式問題集を終わらせました。あとはひたすらダンの動画を毎日み続けて、最初は1倍速、2回目は1.5倍、3回目は2倍で聞いていました。2回目の試験前には2倍でも意味がとれるようになっていました。


2回目

古い大学校舎でした。1回目同様大学生くらいの人が中心でしたが、小学生高学年くらいと思える子供もいてびっくりしました。ビジネス現場の話題が中心なので内容的についていけるのかしらと思いました。

スタディサプリ の講師によるとスコア600−700点でも最後まで試験問題が解き切らないそうです。そのため問題を解くスピードを意識しました。

リスニングで時間が少し余裕がある場合は、先の問題をチラ見して図表の内容を頭に入れておきました。リーディングは結局時間がたりず、最後10問だけ適当に塗り絵してしまいました。

総じて1回目より聞きやすい&読みやすい問題だったと思いました。自分が進歩しているのか、本当に簡単な問題だったのかは不明です笑

結果

ここまでで参考にしてもらえる情報は以上です。
結果がどうなったかは、ちょっと恥ずかしいので気持ち程度有料設定させてもらいます。
この記事が少しでも参考になった方、あるいはぼくのスコアが気になって仕方がない方、ぼくにジュースをおごってもいいよという方は投げ銭代わりに課金してもらえたらうれしいです(笑)。


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