給与重視か_仕事内容重視かどうするよ_俺_

給与の高さで入社を決めていいのか

こんにちは、ナザレです。

最近は転職者も増えてきましたね。
私自身も何回か転職しています。
企業としても、理由のある転職に関しては理解を示してきているようです。

特に明確な理由もなかったり、衝動的に転職している場合は企業も採用について慎重にならざるを得ません。
転職理由は長時間労働だったり、職場の人間関係だったり、待遇が悪かったりとさまざまです。
ただ、上記の転職理由だとネガティブな理由ばかりですので、企業としては前職の不満が積もり積もっての転職なのかと思ってしまうでしょう。
そうなると採用してもらえないので、もっと前向きな理由が必要となると考えられます。

転職者の最大の関心事は給与だと思います。
前職の年収と比較してどうなのかが一番気になりますよね。
ただ、日本の場合だと転職すると年収が下がる傾向にあります。
この傾向もいくらか変わってきているようですが、依然として多少は下がってしまうことが多いでしょう。
しかし、能力の高い人は前職を超える年収を実現することができる時代になっているのも事実です。
なので、転職を考えてる人も考えていない人も、自分のスキルを磨くことに対して前向きになるのも良いかと思います。

とはいえ、いくら給与が大事だと言っても、どこまで重視するのかが悩みどころではあります。
「年収も上がるし、やりたい仕事もできる」といったケースだと特に悩む必要もありません。
「給与は下がるが、やりたい仕事ができる」といったケースが一番悩ましいんですよね。

こういうときにどうするか。
2つの選択肢があります。

①給与を重視する
②やりたい仕事を重視する
のどちらかです。

まぁ、当たり前ですよね。これしかありません。
皆さんもこの2つしかないと思っているはずです。
じゃあ、どっちを選んでもいいんじゃないかとも思えますね。
どっちの選択肢もある程度の合理性はあります。
ただ、どちらかというと給与を重視してしまう可能性は高い。
なぜなら、給与を度外視した転職に関しては配偶者が難色を示すからです。
基本的に、転職という行動は本人のワガママみたいなもの。
配偶者としては転職しろとは言ってないわけです。
ただ本人が勝手に仕事が嫌になって転職しようとしているだけなんです。
にも関わらず、世帯年収が下がる方向に転職するというのは配偶者としては看過できないでしょう。
日本ではまだ男性が世帯年収の大半を稼いでいるケースが一般的。
いわゆる「妻ブロック」が発生してしまうのも仕方ないといえます。

よって、給与重視の転職になってしまうわけです。
しかし、私はあえて、こう言います。

転職は、年収ではなく、やりたい仕事で選んだ方がいい、と。

正直、お金というものは求めていけば際限なく欲しくなるものです。
それに多くの人が、自分は一体どれくらい稼ぎたいのかを知りません。
何とくなく年収800万が良いと思っているかもしれませんが、そこに明確な理由はありません。
月々の生活費からの逆算で希望年収を計算する人もいるでしょうが、
結婚したり、マイホームを買ったり、子供ができて教育費がかかったりと、使う金額に限りはありません。
年収が上がっても生活費を上げないという鉄の意思を持っている人は大丈夫でしょうが、普通は年収と共に生活費も上がっていきます。
そうしたら、足りないからまた転職しようという風になる可能性は高いです。
であれば、給与を軸にした転職は、再度の転職を生む温床となります。
しかも、そんなにやりたい仕事ではないため、給与に不満が出てくると途端に辞めたくなります。
やりたくない仕事でさらなる給与アップは見込めないでしょう。
結局、長続きしないと考えられます。

以上のような理由から、仕事内容を軸にした転職をお勧めします。
少なくとも、優先順位を仕事内容が1番、給与は2番にした方が良いでしょう。

仕事内容を優先すると、場合によっては一時的に給与は下がると思います。
しかし、やりたい仕事なら頑張ることもできるはずです。
好きでやってる仕事ですから、給与重視の転職よりは取り組み度合いも違ってくるでしょう。
頑張りが評価されれば、早期に前職給与に追いつく可能性もあります。

転職やキャリア形成において大事なのことは、ポジティブな経験やプラスの経験です。
給与重視の転職で上手くいかなかったりしたら、言い訳をしたくなります。
言い訳したくなるような転職はネガティブな経験となります。
あまりやりたくなかった仕事で起きたネガティブな体験はプラスになることはありません。

しかし、自分がやりたい仕事に転職した場合に起きたネガティブな経験は学びになる可能性があります。
単なる失敗ではない、次に生きる経験となるのです。
なぜなら、やりたい仕事であれば、一定の失敗にもポジティブになれるからです。
もちろん、仕事をする上で失敗は避けられません。
当然、ネガティブな気分にもなります。
でも、そこでいかにポジティブになれるかが重要で、やりたい仕事であるなら前向きに取り組める可能性は高まります。
やりたい仕事に転職することは、仕事の持続可能性も高めるのです。

結論としては、一言です。

やりたいことを仕事にしよう!

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