生暖かい目で見てみよう

おじさんだって、人に好かれたい(日本のおじさんを科学する②)

こんにちは、ナザレです。

先日、「人に好かれる」ということを題材に書きました。

今回は、おじさんだって人に好かれたい!ということを書いていこうと思います。

世のおじさんに対する評価は、肌感覚でいうと「低い」と思います。
これは、世の中にいる「とんでもオジサン」のせいなのでしょうが、そのせいで全てのおじさんの評価が低くなっている気はします。

では、普通のおじさんたちは何の問題もないのかというと、そうではないところが、この問題の難しいところです。

悪気はないのですが、不快な発言をしたり、不快な動きをしたりしてしまう。
それがいけないということが、今ひとつ理解できていない。
なんでそんなことで腹を立ててるの?と、何がいけないのか純粋にわからない。
そういう感じがあります。

セクハラ発言に関しても、別にセクハラしようと思っているわけではないのでしょう。
ただ、昔からそうだったし、みんな言ってたから、そういう世界で生きていると、息を吸って吐くようにセクハラ発言をしてしまうのかもしれません。

とはいえ、セクハラはダメです。

ただ、例えば、
「もっと女らしい服装をしたほうがいいんじゃないか」
「ショートよりロングヘアーのほうがいいんじゃないか」

これも、場合によってはセクハラとなりますが、別にセクハラしようと思っての発言ではないと思います。

まぁ、単なるアドバイスなのでしょう。
「もっと女らしくなれるように、俺がアドバイスしてあげてるんだ」という感じでしょう。

いや、余計なお世話なんですけど、そこがよくわからないまま嫌われていくのが、おじさんなのです。

人間関係を上下関係でしか見れていないと、上には礼を尽くす。
下にはアドバイスをする。
それでオッケー。そういう人生を送ってきた。そんな感じです。

そうだとしても!
おじさんだって、人に嫌われたいわけじゃないんです!
好かれたいに決まってる。
でも、条件反射で、今までのやり方をやってしまうだけなのです。

当然、部下や後輩に信頼されたいと思ってます。
かっこいいって言われたいと思ってます。
すごいすごい!って言われたいのです。

最近のおじさんたちは、葛藤している人も多いと思います。
昔のようには振る舞えない。
発言も気を使う。
昔は良かったなぁ・・・。

そういう風に思ってるおじさんも少なからずいます。
なので、もう少し寛容の精神でおじさんに接してもいいと思います。
おじさんが「ああ」なのは、別におじさんだけのせいではないのだから。

リラックスしておじさんを見よう。
生暖かい目でおじさんを見よう。

また違った見え方になると思います。


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