手書きノートのススメ

 noteをサボっている間、100均で買ったノートに思いの丈をつらつらと書きなぐっていた。それは今も続いている。

 手書きのノートのいいところは、誰にも見られないので何かや誰かや自分に対しての罵詈雑言を思っクソ書ける点である。
 「あの野郎、俺をバカにしやがって絶対ぶっ殺してやるからな。でもこういうことを考えちゃう自分もクソだな、お前マジ死ねよ。すっきりしたので寝る」
 こんな人に見せたってどうにもならない本物の駄文を何故書くのか。それは思考の客観視ができるからだ。
 多分手書きノートを書くまでの自分は、「あの野郎、俺をバカにしやがって絶対ぶっ殺してやるからな。」で止まっちゃう奴だった。それを客観視したときに「コイツちょっと言いすぎだな」と自戒の念が働くようになる。すると何故だか妙にスッキリする。なんだろう、気持ちの落としどころが見つかりやすくなるんだろうね。ともかく、これをやり始めてから頭のもやもやは多少解消された。

 しかし、これにも悪い点はある。自分への罵詈雑言はいくら言っても止まらないのだ。大概そういうこと書くときは自己嫌悪が半端ない。
何故自己嫌悪に至ったかを客観視することはできるが、その後の自分への中傷は止まらない。うーん、ストレス。

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