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🟧報酬改定🟧障がい児入所施設は移行に関する改定多し❗

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35857.html

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R5/10/18の「報酬改定検討チーム」でから、今回障がい児入所施設の方向性についてご紹介します❗


論点1 地域生活に向けた支援の充実

1️⃣ 15歳以上に達した入所児童について、移行支援計画を作成し、同計画に基づき移行支援を進めることを求めることとする。

2️⃣ 移行支援計画を作成・更新する際に、当該児の移行に関わる行政・福祉等の関係者が参画する会議を開催し、移行支援に関して連携・調整を行った場合に評価する。

3️⃣ 強度行動障がいを有する児、重心児等、特別な支援を必要とする入所児童の宿泊・サービス利用体験時に、障がい児入所施設の職員が、事前に体験先施設との連携・調整を行うとともに、体験先施設への付き添い等の支援を行った場合に評価する。

4️⃣ 現状配置のみが要件となっている職業指導員加算について、専門的な支援を計画的に提供することを求める内容に見直す。


論点2 小規模化等による質の高い支援の提供の推進

1️⃣ できる限り良好な家庭的な環境の中で支援を行うよう努めることを求めることとする。

2️⃣ ケアの小規模化を推進する観点から、福祉型障がい児入所施設の基本報酬について、利用定員規模別の報酬設定をよりきめ細かく設定するとともに、大規模の定員区分について整理する。

3️⃣ 小規模グループケア加算について、児童養護施設の取組も参考に、より小規模なケアの評価を見直す。

4️⃣ 小規模グループケア加算(サテライト型)について、安全な運営のために人員配置の強化を求めた上で、評価を見直す。


論点3 支援ニーズの高い児への支援の充実

1️⃣ 強度行動障害児特別支援加算について、体制・設備の要件について、標準的な支援を行う上で必要な内容に整理するとともに、評価を調整する。

加えて、強度行動障がいの状態がより強い児への支援について、専門人材の配置や支援計画策定等のプロセスを求めた上で、評価を見直す。

2️⃣ 被虐待児に対して医療等の関係機関とも連携しながら、心理面からの支援を行った場合を評価する。


論点4 家族支援の充実

1️⃣ 家族支援の充実を図る観点から、入所児童の家族に対して相談援助や養育力向上の支援等を行った場合を評価する。


参考までに、令和3年度報酬改定では福祉型であれば

① 人員基準及び基本報酬の見直し(4.3:1⇒4:1)

② 愛着形成に配慮した評価の見直し(幼児加算)

③ 小規模グループケアの推進(サテライト型)

④ 看護職員配置加算の見直し(スコア)

⑤ 重度障害児支援加算と小規模グループケア加算の整理(要件拡大)

⑥ ソーシャルワーカーの配置の評価(ソーシャルワーカー配置加算

⑦ 自活訓練加算の見直し(要件緩和・拡大)

などの見直しがなされており、支援が手厚くできる体制を整える一方で、早期の地域移行準備が求められています。

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