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🟧報酬改定🟧強度行動障がいを有する児者への支援に係る論点📝

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35915.html


R5/10/23に行われました報酬改定検討チームから強度行動障がいを有する方々への支援についてになります。

🟥論点1 強度行動障がいを有する児者の受け入れ体制の強化について

1️⃣ 行動関連項目10点という区切りだけではなく、点数が非常に高い児者を受け入れ、適切な支援を行った場合に評価する。

2️⃣ 上記の際、各事業所において強度行動障がいを有する児者に対してチームで支援を行う上で、中核的人材養成研修修了者の配置を評価する。

3️⃣ グループホームにおける受け入れ体制を強化するため、利用者の状態や環境の変化に適応するため重度障害者支援加算の初期評価を追加する。


🟥論点2 状態が悪化した強度行動障がいを有する児者への集中的支援について

1️⃣ 広域的支援人材が、事業所等を集中的に訪問等し、適切なアセスメントと有効な支援方法の整理を共に行い環境調整を進めていく「集中的支援」について評価する。

2️⃣ 広域的支援人材(全国研修修了者)については、当面の間は、勤続年数が一定以上の発達障害者地域支援マネジャーや、中核的人材養成研修の講師等の研修受講者以外の者について、広域的支援人材とみなす。




やはりここで重要になるのが人材確保になります。

特にグループホームでは未経験者や非常勤の職員が多いので、そういった職員で強度行動障がいの方々に対する支援がどこまでできるか疑問が残ります。

重度障害者支援加算を原資として、質の高い職員を配置することが重要になりそう。

また、障がい者支援施設がない地域では、居住支援活用型での集中的支援が難しいので、より広域で対応する必要がありそうですが、負担も大きくなりそうです。

重度の方を既存のグループホームに受け入れるとして、スプリンクラー問題をどうするのかという問題もありますし、ハード、ソフトとも頭の痛いところですね。

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