見出し画像

デンタル編1 歯の治療について

「40代はホワイトニングしたほうがいいですよー」とお伝えしようかと思ったんですが、ホワイトニングだけを伝えると片手落ちなんですよね。長いので3回に分けます。私の経験談をベースに、自分に置き換えるとよいかと思います。


その1 歯の治療について
その2 歯の矯正について
その3 ホワイトニングについて



その1<歯の治療について>

私は24歳の時に、「金属アレルギー」と診断されました。指輪もネックレスも2時間もしていたら痒くなっていましたが、金とかプラチナにも反応していた診断結果を見せられ、以降、貴金属への煩悩はなくなりました。時計も持っていません。ただ、結婚式のときとか、なんとかならんものか、と思うようになり、20年以上経ったら体質変わる?と思って、つい最近、再度、アレルギー検査をしました。が、やっぱり、重度の金属アレルギー。ちなみにこの時行った皮膚科にでついで肝斑の相談しました。

金属アレルギーと歯が何の関係があるのか?

虫歯の治療で、つい最近、銀歯とか金歯じゃなく、白い歯(レジン、またはハイブリットセラミック)での保険適用ができるようになりました。諸条件がいろいろあって全ての歯でできるわけではないんですが、金属アレルギーの人は全ての歯で保険適用なのです。金属アレルギーではないものの、古い銀歯が原因でさまざまな体調不良が引き起こされている可能性は結構前から指摘されていて、また、昔詰めた歯はその内側に虫歯ができていることもあるため、まずは歯科医院で検査をしてみてて、もし、虫歯他なんかしら不具合があったら保険適用での交換(なければ保険適用外での交換)ってのをホワイトニングの前にまず考えた方がいいです。


虫歯ゼロ故、歯医者に縁遠かった私なんですが、友達に「歯医者は痛くなってからでなく、定期的に行け」と強く勧められ、そーだよなー、と思って、去年、近所にできた歯医者に行ったんです。そこで告げられたのは、

①親知らずとその隣の歯に虫歯がある
②親知らずは抜くしかない
③抜かない隣の歯はセラミック(上下4本×6万円=24万円!)

です。

晴天のヘキレキ。全く痛くありませんでしたから。
(だから痛くなってから行っちゃダメって話)

情報格差が如実に出るのがこの歯の分野で、この白い歯での治療を保険適用ではやっていない歯医者もあるんですよ。ここは、まさにその歯医者でした。

①保険適用外の高額なセラミックと、保険診療のハイブリッドセラミックは何が違うの?

セラミック:陶器製 純度100% 透明感があって見た目がいい
総じて汚れ(プラーク)が表面に付着しにくい=虫歯になりにくい。
保険適用外 自由診療なので、モノが同じでも歯医者によって価格が違う

レジン:プラスチック製。
汚れ(プラーク)が表面に付着しやすいので虫歯に注意。

このセラミックとレジンの化合物が「ハイブリットセラミック」「××セラミック」と名前の付くものは、他の素材との化合物。いくら耐久性を謳っていても、口腔内の環境が一生変わらないわけはなく、どれを使ったとしても定期メンテは結局必要なので、一生ものではない。


②親知らずは本当に抜かなければならないのか?

賛否両論あるんですが、虫歯になりやすい人は、何度も治療をすることになりやすいので、抜いた方がいいかもしれません。しかし、私は虫歯知らずできて、美の大国、韓国人の友人に「ジジババになった時の歯の治療で、親知らずでインプラント(自家歯牙移植)できる場合あるから残しておいた方がいいよ。抜かない方針の歯医者はあるから」と言われ、抜かない選択をしました。


「歯医者は痛くなってからでなく、定期的に行け」はまさにそうで、高い高い治療費になりかねない。白くする以前の話です。何も知らなかったが故、初診でいきなり24万円と言われたのが、歯医者も治療法もちゃんと自分にあったものを調べて選んだら1万円ちょっとで済みました。最初の歯医者の言われた通りにしてたら、と思うとゾッとします。歯医者は選べるんですよ。

歯を白くする前に、この治療が必要な個所のチェックは絶対です。そしてホワイトニングするつもりを告げないと、今の歯の色に合わせて詰め物を作られてしまうので、その辺の治療計画の順番を歯医者と相談してから進めた方がいいです。

ではまた。

連載2 歯の矯正に続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?