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デンタル編3 ホワイトニングについて

「40代はホワイトニングしたほうがいいですよー」とお伝えしようかと思ったんですが、ホワイトニングだけを伝えると片手落ちなんですよね。長いので3回に分けます。私の経験談をベースに、自分に置き換えるとよいかと思います。


その1 歯の治療について
その2 歯の矯正について
その3 ホワイトニングについて



その3<ホワイトニングについて>

やっとホワイトニング編です。前提の話が長過ぎましたが、ホワイトニング以前の話を先にしていました。

薬剤を使ったホワイトニングの前に“歯医者でのクリーニング”。定期メンテに行っている方は当たり前の話ですが、着色汚れとかそういうのを先に落とし、本来の色にすること。これやっていないと、ホワイトニングの意味があまりない。本来の色に戻った上でのホワイトニングにしましょう。

それから、ホワイトニングには過酸化水素という薬剤を使うんですが、これは人によってはしみる場合があります。しかし、そのしみる原因(知覚過敏)は、歯本体に問題があるためが多い。歯ぎしりや噛みしめによる摩耗、欠け、歯周病といったもの。これらが治ってからでないと、薬剤を使うこと自体が難しいんですね。そしてエナメル質が薄い人もしみやすい。薄いエナメル層を補う、とは、歯の再石灰化のことです。キシリトールの摂取、フッ素の塗布、などが、歯の再石灰化に有効なようです。歯の再石灰化サイクルが適切だと、初期虫歯も自力で直せるようです。歯の健康を保つためにも、意識するのは重要な話ですね。


なので、まず、歯医者さんでのご相談が先行でしたー。


過酸化水素は歯を白くする化学反応の過程で、歯を一時的に脱水状態にするんだそうです。これが普段知覚過敏でない人でも、施術するとしみる要因です。エナメル質が薄いとしみやすい、ということ。普通はだいたい1日程度で収まるそうです。収まらない場合は違う原因かもなので、歯医者に再診に来るよう言われるはずです。私は全くしみなかったんですが、この脱水において、超重要なことは、水以外飲食禁止。お茶もです。直後は特に、色の付いた水をそのまま吸収してしまうんです。ホワイトニングの意味がなくなってしまいます。「コーティングするので直後の飲食OK」って謳っているところもあるんですけど、やや疑問が残ります。ホワイトニング後最低2時間は飲食しないつもりでいた方が無難です。


ホワイトニングはいくつかやり方があります。
※金額は歯医者によるので目安です。

①歯医者さんによるオフィスホワイトニング

一番間違いないやつ。一律ではなく、不透明に白くなり過ぎる部分を避けたり、個別な調整ができるので、オーダーメイドなホワイトニングが可能。
薬剤(過酸化水素)とLED照射。本数(上下20本までとか)単位にしていることが多い。4万円前後 人によるが色戻りが早い傾向 


②このオフィスホワイトニング↑を自分でやるパターン

ホワイトニングカフェ https://whiteningcafe.jp/  とか
こちらは過酸化水素ではなく酸化チタン(日焼け止めとかに使われている)を用いるんですけど、マイルドに白化する素材+機材を全部貸してくれての、自分で全部やるパターン。医者じゃない人は人の体に触れられないので。歯医者さんでの手法をちゃんと体感してから行った方がいいと思います。安いしすぐ済むので、まあ、これはこれでアリかも。

③歯医者さん処方によるホームホワイトニング

マウスピースと薬剤(過酸化水素)を使う方法。2時間~一晩と過酸化水素の濃度により装着時間が異なる。人によってはしみる。ゆっくりジワジワなので色戻りも遅い傾向。
歯医者のオフィスとホームの併用にすると色戻りメンテがしやすい
マウスピース代 2万円ぐらい 薬剤 1本1,500円ぐらい(だいたい3回分)1ターン8本ぐらい(12,000円ぐらい)が目安


④このホームホワイトニング↑を輸入

日本だと薬剤を医者の処方無しには手に入れられないのですが、海外の個人輸入も可能には可能。すごく安かったりするんですけど、ホワイトニング剤は熱に弱いはずなので、品質に不安がある気がします。
なおLED照射で光触媒でホワイトニング、みたいな器具はamazon でも売っていますが、これは着色汚れを除去する本来の色にするためのものです。過酸化水素を使ったホワイトニングではないです。


以上、デンタル編でした。

歯医者に行って突然24万円と言われたのと、元同僚が超美人になっていたことから、めっちゃいろいろ調べはじめたのが発端です。この情報共有です。

ホワイトニングして気が付きましたが、Zoomで自分の歯の色がとっても目にいくんですよ。それがつい見たくて、口角が上がる=笑顔がちになる、という副産物が付いてきますので、おうちでお仕事する人こそ、やるといいと思いますね。


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