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いい加減なセールス

本日、電気代を安くします、とのセールス電話を受けました。
結果として、太陽光発電システムの営業です。

九電に関係する〇〇(社名)の□□と申します。
最近、電気代が高騰していますが、今現在九州電力との
契約形態はそのままで毎月の電気代がお安くなるというご案内です。
今、戸建てで65歳以下の方がお住いの方にご案内しています。

と言うから私は怪しさしか感じません。

どういったカラクリで電気代が安くなるのですか?

太陽光発電を使って、...

この言葉が出た瞬間に話は終わりです。
太陽光発電システムを施行するのは、新築・リフォーム時に
ついでにやるものであって既築の物件では、
ペイするのに何年かかるか。

実際に試算してみましょう、
拙宅の規模で施工すると総額約150万です。
毎月の電気代は年間平均12,000円/月として
期待を込め半減するとしたら6,000円/月減
年間72,000円、これをペイできるのが約21年、
その間何事もないという条件。
当然、故障もあるだろうし、メンテナンスもある
屋根への負担が大きい、そう考えてみると
新築等でもやる価値あるのか疑問です。

この投稿は前回の「伝え方の妙」の第2弾としたかったのです。
・65歳以下の方、...
この言い方が ”決して高齢者を狙った押し売りではないですよ”
と言いたげであること。
太陽光パネル販売には無関係でしょう。
そして自分の商品に自信の無さが見受けられる伝え方であるということ。
電気代高騰の世情を訴えるトークはまだ良しとしても、
目的が太陽光パネル販売ならば、最初に言うべきです。
「太陽光パネルを施行して電気代安くしませんか」

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