またまた中耳炎なのかと思ったら・・・

 入院中、8月から10月まで、2か月中耳炎に悩まされた。鼓膜の内側に水が溜まる滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)というものだ。

 最初は、風呂に入ったときに水が耳に入ったものと思って、片足けんけんで耳から出そうとしたが、何度試みても水が出てこない。いつまで経っても、耳の中でころころしているものを感じ、うっとうしかった。そこで、大学病院の耳鼻科で診てもらったところ、中耳炎ということだった。

 抗生物質とタンをきる薬が処方され、2か月余りも飲み続けるはめとなった。通常は、動いている間に漏れ出ることもあるとのこと。また、薬の効果で排出されることもあるとのことだったが、なかなか水は出てくれなかった。つまり、うっとしい日々が3月近くも続くことになった。

 前回のうっとうしさにはこりごりしていたので、今回は月曜日に定期の検査を終えて帰ったころから、同じような症状が発生した。翌日になっても解消されないので、早めに受診しようと大学病院に電話をしたら、何と、前回の診療で中耳炎は完治したので、再度、血液内科の主治医に紹介状を書いてもらってくれとのこと。まだ、半年も経っていないのに、手間なことだったがしょうがない。血液内科に電話して翌日の水曜日に予約をとりつけて、年休とって受診。

 ところが、受診日になって、左耳のころころは既になくなっていた。とはいえ、また再発すると困るとも思い耳鼻科を受診したところ、検査の結果、聴力は問題なく、水も全く溜まっていなかった。それどころか、ころころ感のした左耳ではなく前回症状が出た右耳の方が鼓膜圧の検査で状態が悪いのが判明した。鼓膜圧検査が悪いということは、高低差のあるドライブをしたときに鼓膜の内外で圧力が変化して聞こえなくなる現象を解消する力が弱いということだそうだ。

 どうも、前回の治りの悪かったのは、この鼓膜圧が右耳で弱っていることにより、鼓膜内に溜まった水をうまく押し出せなかったからかもしれない。

 まだ3日しかたっていないが、薬嫌いの私は、いただいた抗生物質とたん切り薬を飲むのを止めてしまっている。そういえば、右耳がなんだか不安に感じてきた。それまでは感じたことのないおぼろげな不安が生じている。検査も善し悪しだ。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。