目下、残念なのは味覚障害

 おなかすくし、食欲はまあまああるのだが、目下、最も残念なのは味覚障害。味覚障害といえば新型コロナを思い浮かべるが、抗がん剤の副作用での味覚障害は辛い。なんといっても、行動が制限されているなか、食事が大きな楽しみであるのに、味がなんだかしないのだ。

 入院中、最初は3分粥、5分粥そして7分粥と味のない主食だったので、あんまり感じなかった。また、白身魚も味がそれほどしないので、こんなものか病院食は思っていたのだが・・・。退院して、妻の料理を食べてみると、いつもの味とは全く違う。レストランに行っても、あの美味しかった味とは程遠い味気ないものだった。

 うーん、この食事の楽しみだけは、残って欲しかった。主治医にお聞きすると、抗がん剤を飲んでいる間はいたしかたないとのこと・・・。ということこは、当分の間はこの状態は変わらない。コロナ禍のなか、遠くにも行けない状況で、食事の楽しみも奪われているのは、悲しい。それでも、落ちた体重分は食べて戻してきた。

 舌の中央部はなんだか味覚がはがれたような感じがする。臭覚まで衰えている気がしてきたこの頃だが、味を楽しむ手段はないのだろうか??

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。