抗がん剤点滴中の血圧検査の意味

 抗がん剤の点滴中に血圧検査が行われる。私の場合、抗がん剤のダラザレックスを点滴しているが、まず、100mlを1時間かけて点滴し、次に150mlを1時間、そして毎時200mlに上げて残りを点滴する。これだけで、3時間半ほどの時間を要することになる。

 その前に、抗アレルギー剤やステロイド剤を投与して、1時間ほど時間を空けるため、おおよそ5時間を要することになる。なかなか長い点滴だ。この間、1時間おきに血圧の検査が実施されるのであるが、なぜ、頻繁に実施しているのだろうと疑問に思っていた。

 そこで、先日の点滴の際に看護師に聞いてみた。てっきり、高血圧になると、点滴が入りにくくなって悪いのだろうと思っていたが、まったく逆の答えだった。なんでも、アレルギー反応が出ると血圧が急激に低下することがあり、血圧低下が危ない兆候なのだそうだ。このため、点滴量を増量する前に血圧を測定し、大きな血圧低下がないかを確認しているとのこと。

 なんでも聞いてみんばければ分からないことが多い。疑問に思ったことは、その場で聞いて、相互に理解をしたうえで治療を進めることが大切だと感じた次第だ。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。