瀬古利彦さんの息子さんも悪性リンパ腫

 13日、男子マラソンのレジェンドである瀬古利彦さんも息子さんが悪性リンパ腫で亡くなった。34歳という若さだった。申し訳ないが、瀬古さんの息子さんが悪性リンパ腫と闘っていたとを知らなかった。

 私は、マラソンを趣味にしていたので、瀬古さんのマラソンの解説をよく聞いていたし、その前向きな解説から、息子さんが悪性リンパ腫で長らく病床に伏していたことなど想像だにしなかった。

 25歳でホジキンリンパ腫を発症し入退院を繰り返していたという。ホジキンリンパ腫とは、悪性リンパ腫の種類の1つで、病理検査では白血球の中のリンパ球でHRS細胞やLP細胞という腫瘍細胞が増えることを特徴とする。例によって、原因は不明であり、悪性リンパ腫一割程度の発生頻度の低いものである。罹患率は、若年者層(20歳代)と中年層(50~60歳代)の二つの年代で増加傾向にある。

 標準治療を行うことによって、治せる可能性がある病気とされ、限局期では9割近く、進行期でも7割前後の患者さんで治せる可能性があるとされている。しかし、すべての人が治るわけではないのは、他の血液がんも同じだ。同類の血液がんに罹患している私にとっても、悲しいできごとだった。ご冥福を祈る。瀬古利彦さんもさぞや辛かったに違いない。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。