石原伸晃氏を破ったがんサバイバーの吉田晴美氏に期待

 衆院選も、結局、自民党の過半数維持という結果に終わった。立憲民主党の躍進を期待したのだが、結果は、維新の会のひとり勝ちというものだった。これでは、大きな変化は望めそうにもないと思うのは私だけだろうか?

 そんな中、自民党の大物である石原伸晃氏を見事に破った「吉田晴美」さんに注目したい。なんといっても、30代に甲状腺がんを患っているとのこと。がんサバイバーの一人である。また、脳梗塞で倒れた母親の介護を20年も続けているとのこと。

 なにより、山形県の郡部の八百屋の長女であるところが、庶民感覚を持った女性の印象を与える。一方で、立教大学文学部を卒業後、イギリスのバーミンガム大学で経営学修士を取得している才女でもある。

 小学校2年のときに、実家の住居兼店舗を焼失し、小さな4人兄弟が住む家もなかったというから、相当な苦労人である。庶民の感覚のみならず、病人や介護者の気持ちも理解できる人材である。

 国会議員には、親が政治家である方が多いが、このような庶民的で苦労を重ねている方の活躍に期待をしたいものだ。石原伸晃氏には申し訳ないが、こういう女性が政治家として活躍できる日本の国会であってほしいものだ。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。