冷たい水が歯にしみる。顎骨壊死が気になり、歯科衛生を考える。

 急に寒気が入りこみ寒い一日になった。腎機能の維持には、水の補給も欠かせないが、水が冷たく感じられなんだか歯にしみてくる。そういえば、がん治療にあたって、まず最初に歯科口腔外科で歯科検診を受けた。抗がん剤の副作用で顎骨壊死が生ずる恐れがあるからなのだそうだ。

 「壊死」というと、腐ってボロボロになってしまうイメージが浮かび怖かった。実際の症状としては、「顎の骨の一部が歯肉から露出する」「歯を抜いた部分の痛みがいつまでも続く」「顎や歯肉が腫れて膿が出る」「下唇がしびれてくる」「歯が突然ぐらついてくる」など、さまざまなものがあるそうだ。いずれにしても怖い症状には変わりない。幸い、最初の歯科検診では、虫歯もなく抜歯をする必要もなかったので、ホッとした。

 骨強化の点滴も行っているが、これとはまた違った副作用のようだ。退院してからは、紹介状によりかかりつけの歯科に伺い歯の掃除をしてもらうことにした。そこで、かぶせていた歯に虫歯が見つかり、治療をすることになってしまった。少し心配したが、麻酔もせずに治療が終わり安堵した。おかげで、歯も衛生管理ができて、3カ月に1度ほど衛生管理のため受診することとしている。

 とはいえ、この頃寒くなり、冷たいものが歯と歯の間でしみる感じがする。敏感になているのかもしれないが、顎骨壊死は怖い。ものぐさな自分も歯の衛生管理に気を使わなければと思うこの頃だ。

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