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羨ましいと思った老後の生活

去年の暮れに、無人販売店舗の使用方法が分からず、困っているおばさんに声をかけられました。
私も利用した事なかったのですが、使用方法読んだら分かるかな。と思い、購入の仕方など説明しました。

詳しく言うと、PayPayの使用が分からないみたいで、入口には「PayPay払い」の記載のみで、これの使い方分からないからどう使えばいいのか教えて?みたいな感じでした。

中に入ってみると、現金も使えたらしくそもそもPayPayの設定すらしていなくて、そのことを伝え、購入の方法も伝えて、現金で購入してもらいました(?)
と言うか、一緒に説明しながら、後々「違う!」とか言われても怖いので、一旦一旦確認してOKを貰いながら購入しました。

この時、早めに職場に行かないといけない予定があったので、即帰ろうと思っていたら今度はそこから、たくさんのお礼を伝えられ、「お礼がしたいから」という事で名前と電話番号を交換して、今度会う予定を立てその日は解散しました。

これまで、その時のように声をかけられて助けたり、こちらから「手助けは必要か」の確認をした後に、何度か助けて来て、お礼をたくさん言われてきましたが、ここまでの方は始めてで驚きました。

こういう事ってお話の中だけで実際ある事だとは思っていなかったので。
あと、少しだけ後日あった後に、何か勧められたらどうしようという事も考えました。

そして、年を越して1月の半ば。
約束した日が来て、会いました。
そこで、日頃どんな事をしているのかとか、その人の最近の出来事などいろいろな話をしました。

思った感想は「充実している」です。
90代前半の方で意思もはっきりしているし、甘いものもバクバク食べていて、肌も見た目も歳の割には若く、年齢を聞くまでもう少し若い年齢かと思っていました。
そこだけでも、すご!となったんですが、羨ましい私もこんな老後いいなと思ったのは、お友達とカラオケに行ったり、今日みたいにケーキを食べに来たり、彼氏がいたり、私たちの年齢がするような事と変わらない事を、その年齢になってもしていたことです。
あと、その無人販売のお店もお肉のお店で、買ったお肉もタンで結構噛みごたえあるので、購入する際も気になっていたんですが、美味しく頂いたみたいで、感心しました。

少し失礼な話かもしれませんが、そのくらいの歳って、少し噛みごたえのあるお肉など食べにくかったりして、疎遠になったりするじゃないですか。
なのにそんなことなく食べた感想を聞き、感心したんですよね。
親戚に、肉を喉に詰まらせてたくなった方がいるので尚更です。

そんな事もあって、私もこんな老後が過ごしたいと思ったし、やっぱり年齢に囚われてはいけないなと思いました。

そして、年配の方のお話を聞くのはやっぱり楽しいです。
私が生きているよりも数倍も生きていて、それまでに経験した事もたくさん、いろいろな変化も経験しているので、話していて楽しいんですよね。
物事に対して、そんなふうに捉えられる事出来るんだ!とか思えて考えに影響はされませんが、参考にはなります。
あと、自分が産まれていなかったり、小さかったりで知らなかった事を聞くことも楽しくて好きです。

話が若干逸れましたが、私もおばあちゃんになったら、今と変わらない感覚で、老後を楽しみたいなと思いました。
おばあちゃんになっても、大好きなキャラクターのぬいぐるみ持って歩いたっていいじゃないかって思えるようなそんな出来事でした。

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