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2か月間休職をしても、生きづらさはなくならなかった。

休職をして2か月が経った。
新入社員という肩書はいつの間にかなくなり、2年目に突入した。
働いていないので当然実感はない。
大学の同期は社会人2年目。
21卒の後輩や院卒の同期、就職浪人をした同期などが新社会人になっていた。

休職期間に自己分析をたくさんした。
そこでの気づきをnoteにも書いているが、「人と比べない」を自分の中で意識づけようと繰り返し書いた。
でもこれがかなり難しい。
たまに来る大学の同期や後輩からの誘い。ありがたいことにたくさん誘ってもらえる。今はコロナで会えないが通じるのが不幸中の幸いでほとんどの誘いを断っている。

本当は会いたい。
でも、会わない。休職をしている事実を伝えるのも怖いし、嘘をつくのも後ろめたくてできない。
久しぶりに会うと当然仕事の話にもなり、これも辛い。働いている友人と働いていない自分を無意識のうちに比較してしまい、結果引け目を感じる。

今の自分には自信がないんだ。

休職は4か月間あり、残すところ2か月を切った。会社に戻るつもりはない。
いつか辞めることを伝えなければいけないけど、まだ次が決まっていないので辞められない。

転職は絶対にする。だけどまだ面接も受けていない応募の段階。
この休職期間で働くことが怖くなり、人と会うのも怖くなってしまった。
今の生活が理想であるとさえ思う。

ーでもそれでも仕事はしたい。
将来が不安だから。結局はこれに尽きる。働いていない人の周りに人は集まらない。結婚はしたいので、働くはやはりマストだ。
でも先々のことを考えすぎて「現在」をおろそかにした結果が今の自分なので簡単に決断できない。安定を捨てるのがこれほど怖いことなのか。

10代が一番きついと思っていた若かりし頃の自分、20代が一番きついかもしれない。答えがないものが無数にある。正解ばかりを追い求めていた学生時代が終わると、社会人になり答えが1つではないものばかりになった。
無数に選択肢があるから悩む。ドツボにはまる。今の自分はそんな状態であり、仕事をしていてもこの状態だった。

人生の答え探しは一生終わらないのに。

生き方の幅が広がったのはいいことでもあり悪いことでもあると最近思う。
いろんな生き方が尊重されるけど、選択肢が多すぎるから現状がベストなのか常に悩んでしまう。

働いているときは自由に生きている人に憧れた。
自分もそうなろうとした。
好きなことをやろうとした。
けれどもいざ挑戦しようとすると1歩踏み出せない。
安定を捨てるのが怖い。レールから外れるのが怖い。
周りを見ると普通に働いている人が多いからかもしれない。

そんな自分を変えたい。
どうしても周りを気にしてしまう自分を。
自分の意思を優先して、心の豊かさを取り戻す。

数年後にこれを見返した時に、笑える自分でありますように。


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