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3ヶ月後に音楽を作るノート

お世話になっていた知り合いの方の息子さんは音大を卒業されてバンド活動をされていた音楽家でしたが、本当に悲しいことにこの前FBでその息子さんが若いながら白血病でお亡くなりになったことを知りました。

横浜の赤煉瓦にある音楽バーのMotion blueでの演奏があった時に知り合いの(お父さん)の告知でご招待をいただけて会社の同期達とそのバンドを見に行って、バンドCDを買ったり、一緒に記念写真をとったりもして。音楽演奏をステージの前で聴くというのはやっぱりイヤホンで伝わらない迫力感があって、こんなに精力的にパワフルに演奏をして、多くの仲間と一緒にやりたいことをやり尽くしていらっしゃる同年代の方がいらっしゃるというところで刺激を受けていました。

私の好きなジャンルの音楽のジャズと似ているようでより元気なジャンルのバンドで、音楽的にも好みで、もうその演奏は聞けなくなるとか、その音楽家の新しい楽曲は聴けなくなるとか、その類の世界でこのバンドしかできないという作品がなくなるという意味でも悲しいできことです。FBやインスタグラムのいいね・ハートボタンを押すのがいかに軽々しい行動かとも思ってしまい、コメントで悲しさを伝えるのに返信する親の気持ちも、計り知れないですが自分なら心が抉れながらもお礼のためにコメントに返信するのって大変なんだろうなと思いました。

この音楽家の方と面識があるのはこのバンドの演奏を一回観に行った時だけですが、音楽家は音楽で自分の生きた証を残すことができるんですね。音楽だけではなく、美術でもそうですがその作品はずっと残って後代にもファンを作っているんだと思います。この音楽家の方には「今思っていることをやり尽くすにも時間は短い」という大事なことを再度気づかせていただきました。そこで、自分はやりたかったことを後送りしているものはないかと考えたのですが、1年前に音楽を作ると言って買っておいて全然実行してない電子キーボードのことが目に入りました。

音楽演奏を始めたのは幼稚園児のピアノ教室頃からで、ピアノはそこそこ自由に弾けますし、絶対音感もあるのでメロディーや和音に関しては0からのスタートではないですが、ドラムやベースのリズム系で知識と経験が不足しているのもあり、会社員で週末や休みの時間を活用するというので3ヶ月というので時間を設定してみました。

そう言えば今朝初めて白髪を発見し、自分ももうおばあさんになっていくのを否定できないと思いました。週末ゲームばかりでしたが、Soundcloudに自分の初の音源をアップロードすることを目指して生産性のある、やりたいと思っていて怠けていたものをやり尽くそうかと思います。


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