見出し画像

メンターさんが教えてくれたこと

会社の人事プログラムにメンタリング制度と言うものがあり、入社2年目の頃から社内のマネジャー以上のレベルの方とマッチングされ、毎年新しいメンターさんに出会い、仕事やキャリア、人間関係に関する話をしていました。去年から1年間お世話になったメンターさんは聞き上手のエンジニア出身の方で、同じくエンジニアの自分からして個人的には相性が良かったと思った方でした。

今までのお世話になった多くのメンターさんから教えてくれたアドバイスを取り入れると、自分の上司からは逆に指摘されたりすることもありましたが、ほとんどはメンターさんの経験から一回以上検証されたものを教えていただいていることなので、おっしゃる通りと思うことが多かったです。本当は教えたくないですが、メンターさんからいただいたアドバイスの中で記憶に残っていることを書き並べてみます。

記録を残すこと

営業部のマネジャーをされていたメンターさんから教えていただいたことでした。どのように自分が評価されるようになったか?と言う際に、ドキュメント化しておくことを大事にしていたとこのことでした。これは未だに自分の中では仕事のルールとなっているくらい大事だと思ったことで、噂によると影でこういうドキュメント化をしていることが良かったと言われたこともありました。上司には

事前に資料を準備し、展開すること

自分の2個上の部長さんにメンターリングをお願いしたことがあります。これは事後に褒められたことでしたが、メンターリングの際に「とても良いね」と褒めて貰えまして、決断が必要なミーティングの前にはほぼ毎回使っている方法です。

一つの会社、一つの仕事だけがある訳ではないこと

二人のメンターさんから言われていたことです。そのうち、ひとりのメンターさんはメンターリングを半年ほどしていただき、転職されました。今の場所で、精一杯頑張ることは当たり前ですが、部署が一つである訳でもないですし、会社だって一つだけある訳でもない。むしろ、アメリカの調査によると、一つの会社だけでずっと働くことでRoyalty costが発生し、転職を繰り返す人より少ない給料で働かされると言うことがあるらしいです。同じ会社のメンターさんが転職を奨励する訳ではないのですが、「何か違うと思ったら、他のオプションを考慮することも一つの選択肢」と言うことに励まされました。

感情をコントロールする方法

ストレスや感情をコントロールすることが難しかった頃、会社の大人の方々はどういう風にしているか質問しました。「PC画面の縁にカメのキャラクターのシールを貼って、それを見る。」と言う方がいらして、自分はPCの背景画像を可愛い犬の写真にしてみたり(会社でのファームウェア管理でアップデート時にデフォルトの画像に変わってしまいましたが)して、自分も少し効果を感じた気がします。また、「睡眠を取ること」「しっかり休むこと」「いずれ終わる時まで耐えること」であることが基本でありながら、意識的に実践することが大事だと思いましたね。仕事より大事なのは、自分の体とマインドの健康。

人生グラフを描くこと

その日の気持ちを記録すると言うのが最近アップルのヘルスケアアプリで出ているのでやるようになったのですが、人生レベルでこうした記録を描いてみてねと、おすすめされました。自分なりには波乱万丈な時代に生まれ、波瀾万丈ではない穏やかな人生を願いながら、波乱万丈な人生を生きていると思っていて、ふと思いました。
いずれ、自分がお年寄りになって働け亡くなった時に、自分の人生を本にして読み返すとしたらどういうものを書くのだろう。Pixar映画のSoulful Worldのように自分の人生のハイライトの瞬間が観れたら、自分の人生の30%はパソコンの前で座っているのかも知れないですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?