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外国人のはじめての防災対策週間

南海トラフ、台風、コロナの再流行…
災難映画3作くらいのシナリオを足して3で割ったような日常ですね。

今週、ポストに夏の珍しいギフトがポストに入っていました。私が住んでいる地域の区役所からの防災グッズギフトカタログというもので、申請すれば一人当たり3000円分の防災グッズが選べて貰えるというものでした。実は地域の役所さんからは何度も災害対策関連の冊子(避難所情報など)をいただいたことがありますが、自宅での備蓄対策まではいかなかったです。今回の防災グッズカタログが住民の危機対策意識をトリガーさせることを意図されているのなら、役所さん、私への作戦結果は大成功ですよ👍
ちなみに、私はカタログギフトとして「災害用トイレ処理剤|ほっ!トイレ10回分+携帯用トイレセット1回分」を申請しました。カタログのラインアップの中ではラジオかモバイルバッテリーかトイレ対策関係で悩んみましたが、普段自分では絶対買わないだろう、Amazonクチコミ曰くクォリティー高めの商品で、大も小も対策できる、安心の日本製というのが選択理由です。ただ、届くのが11月ですので、その間には災害が起きないことを願います。ラジオは自宅で普段使いできる高品質な物で用意しようと思います。

私は地震の多くない国で育った外国人で、恥ずかしながら1週間前までは「南海トラフ(トラフは「Through」らしい)」、「スロウスリップ(Slow slip )」、ローリングストック(Rolling stoneみたい)という単語には馴染みがなかったでした。Youtubeの南海トラフ映像を地震が発生したら、自分はどのような行動を取るだろうかと想像してみました。

地震が発生したら?

おそらく自分が地震発生時にどうするかによって常備しておくべきものや防災バッグの中身が変わっていくと思ったので、先にどうするか考えました。Amazon Kindle Unlimitedで何本かの防災本を読んだり、Youtubeで日本の地震研究者・地震科学者さんたちの解説動画やシミュレーション動画を探してみたり、災難映画からも非常時の感覚を疑似体験してみました。

シナリオ1: 精神と時の自宅待機
まだ私が住んでいる街の地震被害レベルが浅く、火災や水没の被害はないが、交通機関やライフラインは麻痺している、そんあ状況を想像しました。一番困ると思うのは、ライフラインの電気と水道、モバイル回線のない生活ですね。インターネット中毒の私にはモバイル回線の利用不可が一番最初に来るストレスかと思いました。せめて交通機関やライフラインが復活する時期までに7日間だとしたら、その分の水・食料を備蓄して置かなければ。
ラジオで地震速報を聴く
・部屋を片付ける(割れ物による怪我や火災の発生を阻止する)
・携帯が使えたら、家族や友達に生存と計画を連絡する
・職場に生存連絡メールをする
・退屈を凌ぐ(どうやって?)

シナリオ2: 避難する
水没や火災が押し寄せてきた場合には、一時避難するしかないですね。避難所生活はしたことがないのですが、プライバシーの少ない生活をすることは大変かも知れないです。合宿のように向こうで知り合いを作れるかも知れない、そんなポジティブなことも思ったのですが、個人主義になる人が増えると安全性が守られにくいので、そんなゾンビ映画のように前に避難所生活から逃げるかと思いました。
防災バッグは、この時用にさっと持ち出せるようにしたいものです。
避難所で携帯が使える場合は、
・国内に居れる場所: ホテルを予約する
・海外に渡航できる場合: 飛行機の予約をする。区役所の物資にも限りがあるはずなので、渡航して実家で一時ヒモ生活をするか、その場で取れるチケットを買って渡航。(会社のPCも持っていけると国内・海外メンバーに迷惑かけず欠席にならなくて望ましい。現金はドルも日本円も、海外で使えるクレカも持っておきたいな)
のような思い切った贅沢ができるようにしておきたいものです。パスポート必須と気付いたので、パスポートも。ここからはホテルや空港までの移動が問題で、動力がなくても動くものが必要ですね。脚であるくか、自転車やキックボードなどが使えると良いなと思いました。(でも自転車もキックボードもない)

シナリオ3: 怪我した場合
一番困ったシナリオですが、誰かに会えるまでは一人なら自分でなんとかしないといけない。
・応急手当て:消毒用アルコールなどで2次感染等を防ぐ(医療用アルコール液を買う、一人でできる応急処置法学びたいな)
・携帯で移動手段を呼んで開いている病院に行く(保険証持っていこう)
・友達や役所の人や職場の方に連絡して助けを求める

勝ち方:できる限りのいつも通りの生活を送れるように努力する

災害で今まで築き上げたことや日常と自由が崩れる経験をすることをするのは仕方ないですが、そんな中で日常をなるべく維持することこそが贅沢できるできることと思いました。また、普段よりQoLの低い生活でもポジティブになる意識転換もしておかなければ。例えば、
・いつもの朝のようにコーヒーを淹れて飲めるようにする
> 胃に良くないコーヒーだから辞めようと思ってたし、水出しコーヒーも試せる
・シャワー浴びれる
> 怠けズボラ干物女子のスキルセットの磨き時
・食べ物を食べれるようにする
> ピックルスを漬けたり、日頃から日持ちする食べ物を用意し、食べる
> 断食デトックス期間と思うようにする(目指せ、ダイエット・美肌!)

このような自然災害は戦争のような人間への恨みができないので、助け合うことができればまだ人間の優しさで克服できる。日本は幸い縦横に長い国で、災害があっても他の地域へと逃げることができるのは素晴らしいことです。自分の身を守ることさえできれば、避難だって旅行と言えますしね。
自宅待機のシナリオを考えていた際に、どうすれば精神と時の部屋で退屈を凌げるのかを考えました。気が合う人や面白い人と会話や冗談ができたりすると時間が経つのが速いのでしょう(周りの大阪人を探そう)。インターネット子として1人の場合はどうしましょう。普段読んでない本でも読みましょうか。思い出せる限りのピラティスをしましょうか。アナログ生活で楽しいことはなんだ?!

長くなりましたので、来週ははじめてのWhat's in my 防災 bagをテーマに書こうと思います。

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