vol.039 工房風花
北海道出身の中里ゆきさんは20代の頃、農業に携わる仕事をしていた。西表島との最初の出会いも、サトウキビ刈りのアルバイトで来島したことがきっかけだった。
20代後半の頃、腰を痛めたことがきっかけで、働き方について考えるようになったゆきさんは、以前から興味のあった陶芸への道を歩むため、益子にある職業訓練校へ通い、陶芸の経験を積んだ。
2年ほど経験を積んだのち、沖縄県読谷村の窯元へと弟子入りして本格的に陶芸と向き合う日々を過ごした。
5年半ほどたった頃、独立を考え始め、読谷村