彼岸と此岸、夢と現、僕と祭り。〜真剣乱舞祭2022に行って〜
祭りの話をしていたら1ヶ月経ってた。
このままだと不完全燃焼のまま、一生祭りの話しかできない人間になってしまうと思い、ようやくnoteを書くことにしました。
……とはいいつつ、実は祭り終わった直後にnote書くか！となり、一気に書いていたけれどもミスってデータぶっ飛ばして「もう知らね～～～！！」ってなって諦めていたが全然駄目だった。どうやら文章にして吐き出さないとスッキリしない質らしい。
ということで！新鮮な気持ちで書くぞ！！！！
注意:
今回は『ミュージカル刀剣乱舞 真剣乱舞祭2022』のレポートではなく、初めて行った人間の日記的なものなので、公演の内容には殆ど触れてないし、めっちゃ自己解釈入ってるのでご了承ください。正確な公演レポートは他の人の記事とかでお願いします。
そもそも祭りって？
一応「そもそも祭りって何？」という人向けに簡単に説明しておきます。
私がずっと言ってる祭りは、『ミュージカル刀剣乱舞 真剣乱舞祭2022』のこと。
刀ミュ(ミュージカル刀剣乱舞のこと)で出てきた歌をライブ形式でやる公演で、テニミュで言うところのドリライみたいなやつ。(テニミュもドリライも分からん人はごめん。)
ちなみにこの真剣乱舞祭は2016年～2018年の間毎年やってて、今回は約4年ぶりの公演。
真剣乱舞祭自体ライブがメインと言いつつちゃんとストーリーとかテーマはある。とはいえ基本はイケメンがいっぱい出てきて歌って踊るぜ！！みんな騒げ！！って感じです。
ちなみに真剣乱舞祭自体はらぶフェスと言われているけれども、何故か私の周辺の人間は皆『祭り』って呼んでるのでここでも祭りと呼びます。
祭りに行く経緯
祭りの前に一旦、刀剣乱舞との関わり方？について説明しておきます。
元々ゲームはしていたが「池田屋の記憶」の攻略ができず(短刀のレベリングで完全に躓いた)、ゲームから離れてからはアニメはとりあえず見るくらい。
一方刀ミュに関しては、元々自分がテニミュのオタクだったこともあり、刀ミュの存在と出演者はうす～～～く把握してはいた。(同じネルケプランニングの作品ということもあり、テニミュの出演者が割と刀ミュに出ていたので。)
そんなこんなで、ゲームやるにしてもレベル上げるの面倒だな～～刀ミュも周りがめっちゃハマっているけどまぁ私は行かないんだろうな～楽しそうだな～くらいの感覚で刀剣乱舞を眺めていた。
で話は変わって、2020年の春、DMM.comで刀ミュを毎日1作品ずつ全10作品を無料配信されることになった。
確かあの時期って緊急事態宣言で娯楽を完全に奪われてなんかすげえ憂鬱な日々で、「友達も見てって言ってるしとりあえずライブパートだけでも見るか～」みたいなノリで見ることにしたら、まぁ～～楽しかった。これが噂の加州清光さんか～とか、ロングウィッグなのにきれいですごいなぁ～～と割と楽しんでいた。
そんな期間中に見て、とんでもない衝撃を受けたのが2018年の真剣乱舞祭。
東軍と西軍に分かれて、どっちの祭りの方がすごいか勝負しようぜ！となり、祇園祭の神輿VSねぶた祭りの山車とか、阿波踊りやらYOSAKOIソーランやら、全国の祭りバトルが繰り広げられる。
すごい、まじで、イケメンがいっぱい出てきてみんなで全力で祭りをしている。
というか、なんか思ってたのと違う！！！！
ドリライしかしらないからアイドル衣装で今までの曲やるんだろ～って思ってたのに、全員めっちゃ祭りみたいな衣装着てめっちゃ祭りしてる。そしてその西軍と東軍の狭間であわあわしてる巴形薙刀。完全に視聴者と同じじゃん！？
ちなみにこの祭りバトルに関してはずっと「死ぬ前に見たい景色」「走馬灯で見たい」って言いながら見てた。
祭りバトル終わったかと思ったらもうめくるめくイケメン。
一生色んなイケメンが出てきて歌って踊ってファンサして。
喜ぶ主(客)、上がる歓声、湧き上がる会場。
い、いきて～～～！！この祭りとかいうやつ行きて～～～！！！！
そんな願いは悲しく、実はこの2018年以降真剣乱舞祭は開催されていないと友人に教えてもらった……
2019年以降もドリライみたいなやつは名前を変えてやってるけど、祭りはやってない。
理由が「2018年で祭りの最高傑作を作ったから」。
そんな、かっこいい理由あるか！？！？！？
実際そのことについてこの記事でもちょっと触れられてる。
ということで2020年に出会い、行きたいと願った真剣乱舞祭は二度と見れない夢の景色となり、刀ミュと交わり合わないのか……とちょっと落ち込んだ。
それからちょっとずつ舞台とかライブとか再開し始めて、以前と全く一緒ではないけど、少しずつ以前のような生活を取り戻した2021年のとある日。
2022年 真剣乱舞祭開催決定
う、うおおおおおおお！！！！！！！！
やったーーーーーーー！！！！！！！！
2020年の春、刀ミュの配信を教えてくれて一緒に見た例の友人とめっちゃ喜んだ。
それから約半年後、なんとかチケットを取って、本当に祭りに行けることになった。
2020年5月に知ってから、約2年1ヶ月、念願の祭り参加である。
祭りに行ってみた
ちなみに祭りに行けることになったものの、私生活がとんでもなくやばく(社会の闇に飲まれて休職したりしてた)、これまでの公演を全部見返すとか、登場する刀全員覚えるとかゲームで育成し直すとか、万全の態勢を整えることはできなかった。
とはいえそこで落ち込むのではなく、「その時現場で好きになった相手が運命の相手だよ！」とポジティブに考えて、むしろ状況を楽しむことにした。
そして6月末の代々木、とにかく暑い。本当に。
たしか気温36度とかあったらしく、体感40度を超えていた。
いや……まだ6月なんですが……？梅雨は……？？(この数日後、梅雨明け宣言された)
体中の水分が汗になって蒸発してるんじゃという暑さの中、友達と死ぬ死ぬ言いながら会場に入り、33色にカラーチェンジできるこんのすけペンライトに、「いや、33色も覚えられねぇよ」と笑っているうちにぬるっと祭りは始まった。
もうそこからはすごかった。
人生で1番見たかった祭りメドレーがアレンジされた状態で始まって、刀剣男士が古今東西の祭りを歌い踊り華麗に舞う。
最高だ……死ぬ前に見れてよかった……となっていたら、
清麿「祭りはまだ終わりじゃないよ！」
鶴丸「その通り！遊びの時間はこれからだ！」
と二人の刀剣男士の掛け声でライブパートが幕開けて、いや～～～やばい。
そこからは一層綺羅びやかな衣装に身を包んだ刀剣男士が歌って踊って、MCパートも楽しいし、みんなかっこいいしかわいいし、すごいし、なんだこれ～～～これが真剣乱舞祭か～～～！！(語彙力0)
そんな約3時間の中で、一際目を引く存在だったのが「水心子正秀」だった。
私の本丸に水心子はいなくて、見た目しか知らなかったけど、正直最初見た時から「なんかかわいいな」と思っていた。思ってはいたけど、まさか最初の登場後、祭りパート、ライブパートと全編通して登場している間ずっと見てた。
祭りの間、水心子に対して可愛いとか、かっこいいとか、芝居が上手いとか、ダンスが上手いとか、歌が上手いとか、そういう単純な言葉で表現できない何かに惹かれていた。なんなんだろ、その直向きな姿勢とか、前だけを見て進み続けるところとか、緩急がついているところとか、なんなんだ～～ここまでいっぱい書き出してみたけど全然分からない。
ただ1番心惹かれたのが公演のラストに歌った「問わず語り」。
最後の水心子と清麿のハモリのところで、東京心覚公演見ていないし、水心子も清麿も初めて見たのにどうしようもなく泣けた。「問わず語り」という曲がどういう公演でどういう思いがあってどういう状況で歌われたのか全く知らないのに、歌詞の良さとか、メロディーの荘厳さとか、色々組み合わさって初めてで何もわからないはずなのにめちゃめちゃエモくなって泣いてた。「問わず語り」なんて言っているのに「誰かに聞いてほしかった独り言」っていうのはずるいんよ……
祭りを終えて
来年9月に次の祭りが決まったとはいえ、めっちゃロスになった。
その穴を埋めるようにひたすら刀剣乱舞関連のことに時間を費やした。
・真剣乱舞祭2022アーカイブ配信買ってめっちゃ見た。
会場じゃ見れない所をひたすら見た。でも結局感想は「水心子かわいい」だった。
・ゲームの刀剣乱舞めっちゃやった
大阪城イベント中だったおかげで短刀と脇差しのレベリングが終わって、あの時挫折した『池田屋の記憶』攻略できた。そして何振りかの刀剣男士が修行の旅に出て強くなって帰ってきた。ちょっと泣いた。
・『刀剣乱舞 花丸』のアニメ1,2期見直した。
本当に素敵な本丸で死ぬほど癒やされた。
・その勢いで劇場版刀剣乱舞 花丸～雪ノ巻～を見に行った。
山姥切長義はかわいいし、肥前くんは頑張ってた。
・そして翌週には月ノ巻を見に行った。
ネコチャン(南泉一文字)と水心子と清麿が可愛かった。
・「祭り」を感じたくて真剣乱舞祭2018を見直した。
2022年とは違う力強さとか勢いとかを感じてめっちゃよかった。
この公演がきっかけで祭り行きたいなって思った自分は偉いと思ったし、相変わらず死ぬ前に見たい景色だった。
・真剣乱舞祭2022の見逃し配信が始まったので会場替わりとか回替わりの内容を見たくて何公演か買った。水心子の美しい悲劇めっちゃよかったし、加州清光はすごかった。
そんなふうに過ごしてたらあの日の祭りから1ヶ月経ってた。
それなのに今も見逃し配信で買った祭り見てるし、口からは「祭りに行きたい」しか出てこない。
この記事書いたら、なんで祭りが良かったのか分かるかなとか思ったけど全然分からん。わかったことは「よく分からんけど水心子がめっちゃ可愛かった」くらいだった。
あ～～～～祭りに行きてえ～～～
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