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RubyKaigi 2024 に参加して生まれた RubyKaigi 2025 への焦り

今年もRubyKaigiに参加してきました!
今年の開催は沖縄県那覇市。人生でまだ訪れたことのない地にRubyに連れて行ってもらえて、それだけで嬉しかったです。

今回していたこと

今回もヘルパーとして参加させていただきました。ヘルパー業が本当に楽しくて大好きなので今年も申し込んじゃいました。運良く今年もヘルパーとして参加させていただけて、嬉しかったです。
その中でも役割としては、同通レシーバー(日本語セッションで英語に通訳してくれる機械)の貸し出しを担当しました。

例年このポジションを担当させていただいているのですが、今年は特に英語をたくさんしゃべったなと感じました。
ご時世的にもより多くの方にとって日本に来やすくなったからというのもあると思います。
そして同じ担当であったLucasさんがたくさん来場者の方と雑談をされていて、それに巻き込んでもらえたからかなと思います。昨日の飲み会で友達になったという人と、「調子はどう?」「カンファレンス楽しんでいる?」みたいな会話を、貸し出しの受付をしているときにたくさんされていました。
そういう声かけ、もっとラフにたくさんしても良いのかもな〜ととても勉強になりました。

そしてこのポジションのお仕事をさせていただいたおかげで、Day3もMusicMixinでこんな声をもらいました。
オーストラリアから来られてた今回RubyKaigi初参加のお2人。
「日本語はまったくわからないけれど、通訳のおかげで楽しかった。とても素晴らしかった」と。
私は機器の貸し出しをしていただけですが、そこにいたことを覚えていてくださって声をかけてくれたのが本当に嬉しかったです。

イベンター会社の方がスタッフとして入っていただいているのですが、その方々もイベントを楽しんでいらっしゃる様子を見れて嬉しかったです。
ちっちゃいタイミンをもらって喜んでいらっしゃいました。ブースの方がエンジニアではない方にも優しく接してくださったからだと思うと嬉しかったです。

あとは、仕事で英語を話していてあまり英語がスムーズに出てこないなとモヤモヤしていたのですが、RubyKaigiではだいぶスムーズに会話ができたので、環境で能力が発揮できるかどうかってあるんだなと体感しました。

セッションの感想

私が今回聞けたセッションは3つでした
1日目の ima1zumi さんの発表
2日目の Peter Zhu さんと Adam Hess さんの発表
3日目の Iwao さんの発表
でした。

ima1zumi さんの発表では、普段なくてはならないIRBのどこがIRBでどこがRelineなのかについて知ることができました。その違いについて興味がでてきたので、もっと詳細を見てみたいという気持ちになりました。ちょっとずつコードを覗かせてもらうことにします。
IRBというコードを試せる機能がついているRuby強いというのを改めて感じました。

PeterさんとAdamさんの発表ではメモリリークの改善についてのお話しでした。正直どういうことをされたのかということまで理解はできなかったのですが、大きな改善がされていることがわかりました。こういう改善で我々が快適にコードを書けているんだなと感謝の気持ちでいっぱいです。

Iwaoさんの発表では、Rails Girls の経験のお話がとても印象に残りました。それがRubyKaigiの発表につながり、その発表がGoogleへの入社につながり、そして今があるというお話し。Rails Girls って本当にすごいよな〜なんて思ってたら泣きそうになりました(というか少し泣きました)。

セッションが聞けたお三方にはKaigi期間中に感想も伝えられて良かったです。
そこまでセットにするとセッションがより楽しくなるなと体感しました。

RubyKaigi でのたくさんの人との交流

今回のRubyKaigiでは、何人かの方とお話しすることを目的としていました。

まずは岩尾さんです。いつもXなどは拝見していたので、今回RubyKaigiにいらっしゃると知って、絶対にお話しさせていただきたいと決めていました。
Day0で参加したドリンクアップでお話しさせていただけました。SREとはどういう役割であるべきなのか、Google社ではどんなチーム体制で仕事をしているのかなどを教えていただきました。
SRE=インフラになりやすいですが、あくまでもユーザーにとっての信頼性だよなというのを改めて考えさせられる機会になりました。

昨年から親しくさせていただいている、Peter Zhuさん、Alan Wuさんと話すというのも目的にしていました。覚えていてくれるかなという不安はありましたが、会期中に見つけてお話ししたときに覚えてくれていたときは、とても嬉しかったです。

Sendai.rbの読書会に参加して、研鑽Rubyプログラミングを読み終えたのでそれを Jeremy さんに伝えることができました。そういう地域Rubyコミュニティがあるということも一緒に伝えられたので良かったです。

k0kubunさんには、先日RubyKaigiの動画を見る会にアポ無しで参加いただいたことのお礼を伝えることができました。その際に、毎週開催ありがとうございますという言葉もいただけて嬉しかったです。

MaximeさんにYJITのことについてお伺いしてみたかったのですが、なかなか見つけられずお話しできず仕舞いだったので、これだけが目標としていたけれど達成ならずという点でした。

authors.rb の取り組みで島田さんと初めてお話しさせていただけました。たくさんの本にお世話になっているので、そのお礼を伝えられて良かったです。
authors.rb は個人的に大好きな取り組みなので、もっと広まってほしいなと思います。

それ以外にも初めて実際に会う方々とたくさんお話しできて嬉しかったです。
Rubyistの皆さんとのコミュニケーションは本当に元気をもらいます。ありがとうございます。

来年に向けて

来年はそろそろヘルパーに選んでもらえない気がするので一般参加者として参加すると思います。
セッションを理解できるようになりたいのですが、今のところ理解できる自信がないので、もっと勉強してから望まないといけないなという焦りがあります。そうしないと、ドリンクアップとかでも話に入っていけなさそうなので。

何もわからない私は参加しない方が良いのではないかという気持ちになりますが、きっと来年も参加します。だってこの楽しさを知っているから。

まずは今年のトークたちを楽しみたいので、アーカイブを楽しみに待つこととします。それから来年に向けて勉強したい内容を決めたいと思います。

最後に

今年のRubyKaigiであってくださった皆さん、本当にありがとうございました。やはりRubyistの皆さんと過ごす時間が何よりも好きだなと感じましたし、次のそのときまで頑張って生きようって思いました。
また次のRubyのイベントでお会いしましょう!!