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2023年のヘアメイクを振り返る自問自答

普段、メイクの9割は日焼け止めでできている鳩野さんです。
自問自答ファッションを楽しむガールズにはメイクがお好きな方も多く、触発されて私ももうちょっと解像度を上げたいなーと思った2023年。
つらつら考えたこの1年の気づきをまとめました。

デパコスでびゅう。DIORのリップを手に入れる。推しの推しは割と軽率に試してみる派。
上様風前髪にチャレンジして、姫カットへの憧れ昇華。
頬にふっさりかかる横髪は可愛いけど、ご飯食べる時ひたすら邪魔ですね。どうやら私は食の優先度がかなり高めな模様。
額髪の耳はさみは興醒めとかなんとか言っていたのは今度の大河のあたりでしたっけ。

かいまり先生のnoteをあれこれ参考に試行錯誤。

アイブロウサロンへ行って眉毛のプロにお任せする。を実行。
そしたら無性に髪を切りたくなって、なんとなく秋の終わりくらいに予定していたドネーション断髪式を早めてばっさりショートに。
結べない長さまで切ったの……え、高校生ぶり?
しっかり眉毛がコンプレックスになった思春期以降、ここまで短くした記憶がない前髪オン眉。メットかぶっても視界良好でとても楽。
全体のシルエットも、マメに切りに行った方がキレイに保てる! そのタイミングを試行錯誤中。イベント前に合わせて綺麗に整えたいと3ヶ月開けたらだいぶもっさりしてしまった。
YESコスパの人ー!

ヘアケアがんばる。
オイルをつけてちゃんと乾かす、という初歩の初歩だけど大きな一歩。
川口ちゃんさん素敵なまとめをありがとうございます。

かいまり先生の【冒険者の化粧教室】レッスンを受ける。
勢いとタイミングの賜物でした、ありがとうございます。

多分きっとチャームポイントだよねとふわっと考えていたことを、プロの目から見てもしっかりアピールポイントだとお墨付きもらってうれしかった。
私、目っ👁️! 族です。

アドバイスと宝の地図をにぎりしめ、地元デパートのコスメフロアダンジョンへ突撃。
お肌の研究から発展した系とお洋服屋さんから派生した系、大きく二つある。なるほどそこから。
リップ単品で物だけ見た時にこんな感じになりたいという色は、実際に肌に乗せてみると明るすぎてひたすら顔から浮く。
じゃあこれは〜とBAさんが持ってきてくれたキャラメルのような茶色が、求めていたのに近い感じのピンクベージュになるという不思議体験。
鳩野さんはお守りリップを手に入れたよ!

後日お見かけしたガールズのnoteに、それーっ! となった。

…中学男児の食卓ですか…?ってくらい、茶色い。いやこれ、知らんかったら選べんやろ。コスメ強者ならいざ知らず、ウブな(?)初心者がこの色を手に取ることってまずなくない?たいていカウンターの隅にある「嘘でしょこの色出し」ゾーンがまさか自分にドンピシャだったとは。

色彩の魔術師がくれたエール 
ぽたまる さん

表現がまさしくすぎて、うんうん赤べこヘドバン状態。ウブな初心者は間違いなく、自分では選ばないし選べない色だった。
機会があればぜひ、茶色い食卓比べをお願いしてみたいくらい。
そのためにはリップ以外にももっと自問自答して世界を広げないとですね。知らない分野ってつい尻込みしちゃうけど、いざ飛び込んでみたらワクワクがいっぱいでおもしろい。

ついでにタッチアップ? でフルメイクしてもらっちゃったけどいいんですかこれ。プロの施術を無料で堪能できるだなんて。
買わないのにいいのかな〜は、お洋服の試着よりもハードルが高い気がする。コスメカウンターの仕組みがよくわからない。ただ経験値が足りないだけ?
プロの技すごーい、と思う一方で、あ、これ普段から試行錯誤して自力でこなすのは無理。無理無理。盛りたい時はプロにお任せ一択だ、と実感した。

特に違和感を覚えたのがマスカラ。
ごめんなさい、正直、ビフォーアフターの見た目の違いがわからなかった。
アイメイクへの解像度が荒いからと言われたら確かにゴモットモおっしゃる通りでございます、なのだけど。
せっかく綺麗に塗ってもらっても見た目変わらない(個人の感想です)のに、瞬きするのはいちいち重くて重くて、いやぁもう私にはtoo muchでしたはい。
慣れの問題かなぁ? と思いはするものの、慣れるまで自力で回数を重ねることは……無いな、きっと。

自他ともに認める、目っ👁️! 族だと分かったのに、チャームポイントを活かすアイメイクに手を出そうと思わないのはなんでだろう?
自分でも少し不思議。
好きっ! や、ステキステキ憧れるな〜と思うのは、憂いを帯びた伏目がちのけぶるような睫毛に、涼やかな切れ長の楚々とした瞳。ちょっとアンニュイな幸薄い系の役をするっとこなす木村多江さんのような。(バラエティ番組のお茶目に振り切った姿も大好きです)
でもこの憧れは、とてもとても遠い存在、正真正銘の無いものねだりだと分かっているからこその天邪鬼かもしれないと考えたりもする。
好きだけど、好きだけど己の生まれ持った素材とはまるっきり作画が違う。
もしこの好きっ! を自身の顔面に再現するとしたら、きっとプロ顔負けの技術でたっぷり作りこむ時間が必要。
だからもう始めから手を出さない? ちょっと奥深いナニカが潜んでいそう。

趣味のシーズンハイと仕事の繁忙期の、楽しいとしんどいのWパンチでDOが疎かになる。

朝はギリギリまでお布団が離してくれないし、夜はライストに張りつき色々放り出してそのままベッドへダイブしたい。
お風呂すらめんどくさいのに丁寧にメイク落としとか無理ぃぃい。
洗えない(洗いにくい)冬服を脱ぎ着するのにも気を使うし、マスクにべっとりとリップやファンデの跡がつくのもなんかちょっとやだなぁ。
洗顔いらないタイプの朝パックは、さすがに夜にメイク落とし兼用で毎日使うわけにはいきませんよね?
あれこれ塗るからにはちゃんとメイクオフするところまでセットにしないと肌に悪い。分かってる、わかってるけどぉ……
と、落とし所が見つからずモヤモヤしていた。

そのモヤモヤしていたタイミングで、ひょんなことから帰宅後お弁当箱を洗うのが大変だから紙皿を使い捨てるという人の話を聞いた。
え……お弁当箱くらい洗えばいいのに?(お弁当箱に、今日は何にしよう〜って色合わせとか考えながらあれこれ詰めるのが楽しいのに?)と反射で思ってしまって、そうしてハッ! と繋がった。

洗えばいいのに?
皿くらい(顔くらい)洗えばいいのに?

反転すれば、まるきり私だ。
とりどりのパレットの中から、ウキウキその日の気分でアイシャドウやリップを選びとり、出来上がりをワクワク想像しながらあれこれ塗り重ねる?(精一杯想像するメイクお好きな人の朝の風景)
その毎日にはきっと、気分が乗ったら朝からホットケーキ焼いてみたとか、ちょっと寝坊しちゃったからレンチン10分で完了する麺の日ね、みたいなバリエーションがたくさんあるはず。
その毎日にはきっと、帰宅後のメイク落としめんどくさい、を凌駕する楽しさがあるんだろう。私がお弁当箱を洗うのがそんなに苦にならないように。
(といっても、食洗機様ありがとう生活なのだけど)
(アレ? ということは、私が知らないだけで、メイク落としにも食洗機のような文明の利器があったりする?)

食もメイクもファッションも、何にリソースを割くかはみんなそれぞれ自由。
アレもコレもと、ていねいな暮らしを楽しく全部乗せができたらそれはそれで素敵なことかもしれないけど、今の私には絵に描いた餅。
そうです、人には人の自問自答。酸っぱい葡萄とすねている暇はない。
私の朝は、そして夜も、時間が限られれば限られるほど、メイクより食に、お弁当に時間を使いたい。アイシャドウ塗るより卵焼き巻きたい。
yes食いしん坊食欲魔神万歳。食べるということは生きるということですから。
私の優先順位は、間違いなくご飯にある。

結論。普段はヘアもメイクもコスパの人。
落とす手間を考えると平日はどうにも億劫に思ってしまうから、早起きできたらいつもよりちょっと丁寧に5,000円化粧水を重ねるくらいが多分ちょうど良い。
(※求ム 食洗機のようなメイク落とし文明の利器)
でもキラキラ自体にはときめくのだから、お休みの日にメリハリをつけて楽しんだら良いんじゃないかな。
そんな風に、理屈とは別のところでストンと腑に落ちました。

2024年にやりたいこと

  • 土台の肌ケアに向き合う

  • 皮膚科を受診して紫外線アレルギーの現状と課題を把握する

  • 日焼け対策とビタミンD不足について調べる(お医者様の意見も仰ぐこと)

  • 一日中家にいるお休みの日にリップ実験(主に飲食耐性)

  • アイメイクへの解像度が上がらない理由を掘り下げる

  • 増えてきた白髪を活かすヘアカラーの最適を探す

  • コスパな髪型のベストタイミングを見つける

  • 頭皮マッサージを充実させて地肌から健康に

  • 目👁️っ! のアピールを考える

  • 服が似合う顔が欲しい

『服が似合う顔が欲しい』神崎恵
TLガンジス川に、いつも素敵なお花が流れてくるガールズ愛してる。
帯の「なんか顔だけ浮いている」に、それな! ってなりました。
メイク大好きで極めた人の視点から書かれているので、装備品ヒノキの棒な初心者がDOの参考にするにはちょっと早すぎた。
女っぽい気分と甘さを楽しみたいの違いが、わかるようで微妙にわからない(服装込みで)。
あきやさんの「美容とファッションの違和感のお話」と通じる部分もあって、健康と美についてもうちょっと掘り下げたくなりました。
服と一緒に解像度上げていこう。

ヘアメイクだけでやりたいことが10個も出てきたよ、ちょっと進化だ。
臨機応変テキトーに、ゆる〜く楽しむ心を忘れずに!