オフ会とニワトリ男と自問自答
私にとってのチキン野郎はなんだろう?
オフ会での皆さんとの楽しいお話を反芻しながら帰りの道々ひとり反省会をしていて、はたとつながった気がします。
新鮮な内に覚書メモメモ。
「真実はひとつ」
コンセプトについて話をする流れで、この言葉が大っ嫌いだと言いました。
間に「いつも」をつければ某少年探偵に全力でケンカ売りに行ってますね。
「大っっっ嫌い」だと、たっぷり撥音つけてまで言い切ったけど、心の支えにしてる方がいたらどうしよう、あなたの考えを否定したいわけじゃないんですただ私の根っことはちょっと違うことを言いたかっただけなんです、つい調子に乗って強い言葉を使ってしまったあああ申し訳ない〜
とマイナス方面に思考ぐるぐるハツカネズミし始めたところで、もしかしてこの言葉が、私にとってのチキン野郎かもしれない? と思い至りました。
言葉の綾、揚げ足取りとも捉えられるかもしれませんが、私は、事実はひとつ、真実はその事実を解釈する人の心の数だけあると考えています。
人に対して、個人の見た目や人柄への感想としてはあまり使われないと思うので、厳密には講座の中でお話のあった【チキン野郎】からはズレてくるかもしれません。
そしてよく言われる、好きの反対は無関心という観点からすると大嫌いにはまだ興味が残っているとも言えます。
実際、嫌いと言いつつ【真実はひとつ】に無関心ではいられません。
この言葉を見たり聞いたりしたら、お、キタキター! さぁてあなたはどんな文脈でどういう事柄に対してどんな経緯でその言葉を使うの?
とちょっと下世話な好奇心半分で観察スイッチが入ります。
そして、ふぅ〜んそっかそっか、あなたは(さらに言うなら「今の」あなたは)、そう思うのね? これから先、今のその【真実】がどう変わっていくか楽しみだね〜
とまさに他人事として、その変わっていく過程にこそ興味を持ちます。
ただし、己に害が及ばない限りは。
大事なポイントは、一歩も二歩も引いた傍観者、通りすがりの野次馬でいる・いられるということ。
起きた物事、現象としての事実に対してご自身がどのように感じたのか、その繊細な心の機微をその脆さこそ唯一絶対の価値や解釈であると信じてこちらへ押し付けようとされたら。
きっと即座に大嫌いから一気にブツリとスイッチを落として無関心に移行すると思います。
いつかみゆきのこの歌が届くと良いねと、最後にせめてもの情けを心の中でかけながら。
中島みゆき「Nobody Is Right」(敬称略)
そう、人には人の自問自答。
明日、ケンタッキーにしよ。
とここまで書いて寝落ちしたので翌日上げ。
せっかくなので、嫌いをひっくり返して見えてきた私の好きについて、当日の格好から思い返し。
2月のお教室の時にも着ていたチュールスカートをインナーを変えて今回も着ていました。
実はこのスカート、極薄のチュールを2色重ねた両A面リバーシブル仕様。夏は布をまとっていればOKという素敵な太鼓判がありましたが、インナーがないと完全アウトな透け透け具合です。
なので2色のどちらを表にするかはもちろん、表に出さなかった方の下の色味がみじろぎするたびに透けて揺らいでニュアンスが変わるところが大のお気に入り。
ゆらゆら変幻自在融通無碍臨機応変テキトーに。
ずんだよりは琥珀糖の方が夏っぽくて涼しげかなと選んだAcuteAccentのperfume bottleリングに、同じ石ですねとお声がけくださいました。
わ、ほんとですねこのざらっとしたキラキラすっごく可愛いですよね! というようなことを応えたような気がしますが、しばらくしてから、ああぁあアゲート! お名前にちなんでいてとっても素敵ー! と気づく残念具合。
同じ石を使っていても、石そのものが半透明で地金の色味が透けることもあり、雰囲気がまた違ってとてもおもしろかったです。
同じキラキラ感のある甘いものでも、スッと清涼感のあるミント風味のかき氷とふわクシュの綿飴の違いみたいな。
おもしろい、も好きな言葉。興味津々好奇心旺盛。
パタリーさんはようやく現物とはじめまして。ボタンとの組み合わせのが本当に素敵ー! いつか絶対好きを煮詰めたオーダーするー! となったり。
イソイソ限定の桃パフェ食べたのにカフェのワークはすっかり忘れ果ててたり。
美味しいもの情報いっぱいだったので今度は食い倒れに来なきゃとか。
そんなあれやこれやでオフ会とってもとっっても楽しかったです。たくさんありがとうございました。
自分の穴を黙々掘り進めることはもちろんですが、いろんな方とお話して視点を広げるってやっぱり気づきがいっぱいあるなぁどっちも大事だなぁと改めてしみじみ感じました。
普段潜ってばっかりなのでお力になれることは少ないかもしれませんが、次の機会やツアー実現のためにできることがあれば喜んで!
それでは不良ガールズ、本日はこれから昨日手に入れたばかりの服を早速下ろして推しの舞台を見てきまーす。(最後の推敲を客席から、開演前にタイムアタック、無事成功)
お家試着どこいったー。
ネットでポチらずに地元にはもちろんない実店舗で色味見比べて試着してから購入したのが大きな進歩よー。