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自問自答四季報 2024春

今年の春も、桜はもちろんツツジも藤も一気に駆け抜けて行きました。
なんだかいつもより忙しない年度末&年度はじめ。例年ならそのひと月だけ異様に突出しているピンポイント繁忙期(12月)の残業時間を超えそうですなんてこった。
ムンプラ的新年心機一転も全然ままならなくってあちこち歯痒いですが、残業代でご褒美にかわいいリング買いた〜い! という皮算用で落ち着くまでもうちょっと、がんばります。
(GWが終わる頃には落ち着いているはずだったのにまだ終わりが見えないなんてまさかそんな……)

手を飾るワーク2024 春

新入りちゃんもかわわ

背景と袖布は前回と同じ。アイデンティティなアクセサリーが増えてネイルの色味が春仕様にアップデートされました。

仲間入りしたperfume bottleリングは2本。
上:ドルジーアゲート・半透明のザラメのようなキラキラ質感 命名:琥珀糖
下:ウグイスアゲート・白〜黄緑の縞々グラデーション 命名:ずんだ(餅)

お教室の前日に一目惚れしたウグイスと合わせて無事名前も決まりました〜ハイ、食いしん坊万歳。
並べた胡粉ネイルは実際に塗っているもの。爪にほんのり桃花色を入れて、気分は三色団子あるいは桃饅頭です。桜餅もいいな。
もう1本ピンクの色石をリングで重ねたら、いかにも三色団子感を主張しすぎるかなと思って、ほんのりほのめかす程度にしたくてネイルで色味を足しました。
写真を撮って気づいたことは、これは春の気分の一枚。夏には夏の、秋には秋の色味を、季節を楽しみに想えるラインナップを揃えたいと思ったこと。
なんとなくのイメージだと、夏は琥珀糖にもっとキラキラ透明度高めな1本を重ねたいなとか。秋はまだちょっと解像度が上がらないけど、手持ちの柿色のネイルを主役にしたいな、とか。
インク交換の時に汚しちゃいけないと大事に外してポッケにしまったはずが、バタバタしてる内にうっかりそのまま洗濯機で回しちゃいましたが無事でした。
どこいった!? からのポッケから無事救出するまでは、んぎゃー! と内心荒れ狂ってましたがホント無事でよかったごめんねありがとう。
心を亡くすと書いて忙しないと読みますが、慌ただしさに荒んでいる時でもキーボード叩く時に目に入るリングかわいくって最高なので、もう指輪なしの毎日は考えたくない。
(リングはいただくものという偏見に絡め取られていたのに、1年経たないうちにこの成長っぷり最高!)(自画自賛)
つまり普段使いして毎日愛でる用には、私のうっかり粗忽に耐えられるものの方がベターかもしれない?

春の制服

朝晩のちょっと肌寒い感には野鳩のストールが大活躍でした。
レースに一目誉れしたパッと鮮やかな黄色のトップスに、ミモザみたいとか、春は明るい色がいいねとか声をかけてもらってウキウキ。
真夏に着るにはちょっと厚地なのでしばらくお休みして、秋になったら今度は茶系と重ねて着たい。この素敵レースにピッタリなストールも探そう。
晩春(4月後半)はぼちぼち夏日のつもりで、一足先に初夏の爽やかワントーンも用意しておくと気分も上がりそうな気配。

秋冬一等賞のチュールスカートの寒さ対策で自作したコットンネルのペチコートを、向こうが透けるほど薄くて軽いシルクリネンの春夏仕様に変えました。
元々のスカート本体が試しに測ってびっくり裾まわり5M近くあった分量たっぷりふわふわ具合なのですが、一気に軽やかになった気がします。
ウキウキおでかけ着No.1をぶっちぎり独走中。
に、加えてお家でもずっと着ていたいうれしい誤算が生じました。
帰宅して靴下から解放された裸足のくるぶしをサワサワくすぐる感じが癖になるとは、もこもこタイツの候には考えもしなかったです。
イヤほんと、やわらかな薄布が身動ぎに合わせてするふわと肌を撫でてゆく感触が楽しくて! 布の分量が多すぎて家事をするには向かないしお手洗いもちょっと気を使うんですが、それでも脱ぎたくないと思っちゃったんですこれが。
長毛種のお猫様がするっと足元をすり抜けていったようなくすぐったさ? ガッツリすりすり懐いてくれるんじゃなくて、ちょっとイタズラに足の間をすり抜けていっただけみたいな? こうなんか絶妙な距離感?
まあお猫様飼ったことないんですけど。

春服も間違いなく一等賞。夏はちょっと気分を変えて柄を重ねてみたいなと画策中です。
はーかわいい。

ブラウスを探す旅

春はますますブラウスが着たくなります。
一枚でも着られる長袖。できればすぽっと被って着られるタイプだと普段の着替えが楽ちん万歳。
首周りは詰まっている方が安心するけど、インナーにタートルネックを合わせることを思えば必須ではない。
セットインスリーブは実際の肩のラインと合わないことが多いから、ラグランやドロップタイプだと身動きもしやすくノーストレスかも。
洗濯耐性が高めで柔らかなとろみ感とシワになりにくさと(あとあんまりペットリ蒸し暑くないのと)が全部同時に成立するいい感じな素材ってなんだろう。

というあれこれと試着を重ねた結果。

買ったどー!

確かに袋の写真撮ってお買い物報告したくなる〜とベターな背景を探してパシャリ。
さあ春服春服! とるんるんの着用2回目で、縫い目が破けました。

まじか。
……まじか。

時間に追われてガッと(普段通りの)大雑把な行動に出ちゃったところ無理が来た模様。
試着の時はそっと脱ぎ着をしていたからあまり気にしてなかったけど、確かに肩から腕周りにかけて脱ぐ時に神経使ってましたね。今思い返せば、そういえば。
細身のお作りだったんですねーと今更悔やんでもしょうがない。後からするから後悔デス。
着用後の動きやすさ(腕の上げ下げに無理がないかとか)はチェックしていたけど、次からは着脱のしやすさももう少し慎重にチェックポイント追加です。
前開きのボタンでフルオープンタイプがたぶん一番望むシルエットが出しやすいけど、バタバタしてる時にボタンがめんどい時があるから普段使いはできればやっぱり被りタイプが良いんだよ〜

生地は裂けてなかったので、これ幸いと5cmくらい空きを広げて虫留めを入れてと修復しました。
ほんのちょっとの違いとはいえ、おかげで腕周りの脱ぎ着が格段に楽ちんになったのが不幸中の幸い。普段の着用は全く問題無し!

ビフォーアフターにと写真加工してみたら
顔みたいでかわいい

でもこの補修の跡、今後手放す時にどう査定されるかって、多分きっと微妙?
これまでもちょっとのことなら自分仕様に好きにカスタマイズしてたけど、そういうのって買取査定に響きそうですね? 知らんけど。
いやでも「いつか」手放す時のことより「今」の快適さが一番大事だし。うん、手放すことになったその時考えよう。

着用しわが気になると言えば気になる? もうちょっと袖丈長くても良かったかな?
夏も引き続き着用一番の予定なので、季節またいだ購入後の試着もどんどん重ねるよー!

規則性のあるカラフルが好き

そのためのちょっとしたカスタマイズは苦にならないし、むしろ喜んで! という好きの再発見がありました。

ぼちぼち使い続けているellipsのヘアオイル。
ヘアケアへの解像度がなかなか上がらないまま、色によって効果が違うという使い心地にはピンと来ていない。なので開き直って香りの好き優先で選ぼうかな〜と試しにボトルに違う色も混ぜ混ぜに詰めてみたらやだカワイイ。
透ける感じが上手く撮れなかったけど、色とりどりにキラッキラなんですよこれが。
何が出るかな♪ と毎回コロンコロンとおみくじみたいになるのも楽しい。

欲張りすぎてはいけない の比較図

調子に乗って5色も詰めこんでみたら流石にカオスすぎたのが写真の右側。せっかくのキラキラ透明感も混ざりすぎて濁っちゃったからちょっと厳選したい。
色の違いがパッと目につくのは2色、カラフルわくわく感が増してくるのは3色から。
香りの好き度と欲しい効果とを考えると、オレンジ>黄>黒>紫?
ボトルに詰めたかわいさ的にピンクも外し難いし、見た目の透け感が楽しいと思うと逆に黒は違う? う〜ん楽しいけど悩ましい。

と、ここから気づいたのが規則性のあるカラフルが好きということ。

このボトルの中に、似たような使い切りタイプのヘアオイルが入ってきたら途端に違和感を覚える。
(他の小分け使い切りなオイルも試してみたけど違いがわからなかった)(ので、その日の気分で香りも色々楽しめるellipsに舞い戻った)
同じシリーズの色違い、というのが大事なポイント。

手を飾るワークに並べた胡粉ネイルのボトルたち。
ほんとうに好きな色を塗ってみるというお題が出てから、他のネイルもあれこれ試してはいた。
でも迷って迷って買わなかったのと、買って試してみたけどやっぱりなんか違って手放したのと。
気づきのあった今になって改めて思い返してみると、並べた時に1本だけボトルが違うのもピンと来なかった理由のひとつだった模様。ネイル本体の色みももちろん大事だけど、悪くないけどなんかちょっとトキメカナイ、みたいな。
新しく加わった1本が結局また胡粉ネイルだったことから、つまりはカラフルの中にも並べた時にウフフと悦に浸る統一感、同じシリーズの色違いであることが大事なんだなきっと。

そして色が多過ぎてもなんか違う。
ヘアオイルを詰めた時にも感じたことだけど、手持ちの胡粉ネイルも実はあと2色ある。でも写真をとる時に全部載せ〜とはならなかった。並べた時になんか違う気がして除外した。

去年の晩夏に購入したもののちょっと決断が遅くてあんまり出番がなかった真白カーデ。春先のまだほんのり肌寒い時分に着心地と温度調節がちょうど良くて出番が増えました。
元々、ボタン付け替え&飾りボタンをましましに好き勝手カスタマイズしようと思って選んでいた一着。
こういうチマチマした針仕事は苦にならないし、手芸屋さんでど・れ・に・し・よ・う・か・な♪ とボタンを選んでいる時間もとても楽しくってついアレもコレもと買いすぎてしまう。
でもウキウキ買い揃えたボタンを色とりどりに盛り盛りしたものを、いざ実際に着てみたらやっぱりなんかチガウ。
色が多いしなんかまとまりなくゴチャゴチャしすぎ……? と都合3色分減らしました。

元々ついてたボタンと選抜入りできなかったボタン

グレー系と鮮やかな青との3色を外したことで、結果的に春気分な仕上がりになったと自画自賛している。
【なんか違う】違和感の正体。色が多すぎる気がするからいくつか外そう、となった時に無意識に選んだ基準のもうひとつは、多分季節感だった。
このあたりをもうちょっと深掘りしたいなと感じた、好きの再確認。

最後の推敲にと読み返している5月中旬、すでに絶賛夏日。紺碧のグラデももちろん最高に可愛いけど、なんだかちょっと白を足したいように感じた。
キーワードに【季節を楽しむ】とか【旬を満喫する】とかが入ってきそうな気がしている。
そんな春のまとめでした。