スペースの話をしよう
ツイッターにスペースと云う新機能が搭載されたので試しに使っていたら、からぱたさんと会話が出来る貴重な体験が出来ました。以前から考え方が面白い人だなと思っていたのでお話出来たら楽しいだろうなと考えていたのですが、気がつけば3時間以上話をしていました。「あ、はじめまして」から3時間以上。自分では話をするのはそんなに得意な方でないと自覚しているので、これはからぱたさんのトーク力が凄い証左でもあるのですが、ただ、おたくは話が早いと云うのが実証されたような体験だったのは良かったなと。天気とか健康とかそう云う暖機運転というか鍔迫り合いみたいな距離感を測る事無くいきなり「はじめまして、先程の〇〇ってツールなんですが……」と袈裟斬り一太刀からの斬り合いなんですね。勿論Twitterでその人の属性と云うか人となり(これは甚だ疑問ですが)みたいなものがある程度把握しているとは思いますが、それにしてもほぼ本題しか話していません。ズバズバ切り合う快感みたいなものが確かにありました。そのコンテンツの背景を説明しなくて良いってのも非常に良い点ですね。何の準備もなく完全にフリートークでしたが、聴いていた方は果たして楽しかったのかな。
その時、最後に出た話題が示唆を含んでいると云うか考えさせられるものがありまして。それは模型の末路みたいな事でした。毎日新しいプラモデルが発売され、模型メーカも増える一方、完成した模型を置く場所は増えることはありません。スペースと云う空間でスペースの話をしていたのは偶さかですが、日本のような狭い空間に現実的にどの様に完成したものを管理していくのか。プラモデルのように土地を買えと云うのは些か暴論ですが、作ったものを完成後箱にしまって棚に片付けてしまうのも悲しいですし、かといって自分で処分するのも心苦しいものがあります。私は割とホイホイ上げてしまうのですが、それでも手放すのは惜しいなと思えるものもあります。それに対するひとつの考えみたいなものを話しました。後日フジロイくんとも話をして面白いアイデアも出ましたがいずれにせよ今後ひとつの解決しなくてはいけない事になっていくのでは無いかと感じた話でした。
兎角模型はスペース問題が付き纏うもの。工作や塗装をするスペース問題があり、完成したらそれを飾るスペース問題があります。完成品は増えても飾る場所は増えない近い将来、貴方ならどうしますか?
了